さまざまな伝説が伝わる神秘的なパワースポット「東霧島神社」に行って来た|「鬼滅の刃」でも有名!!

散策

2年ほど前に「霧島東神社」の記事を書いたのだが、その時に、少しだけ「東霧島神社」の話題に触れた(詳しくは以下の記事を参照)。

神様が居ると言われるパワースポット「霧島東神社」に行って来た
先週末「さくらさくら温泉」でゆったりくつろいだ翌日は、高原町周りで帰ることにした。 もう十分にリフレッシュしたのだが、「御池」を取り過ぎようとしたとき、急に「霧島東神社」の神聖な雰囲気を思い出し、ほとんど無意識にハンドルを左に切ってしまった...
霧島東神社」と「東霧島神社」、漢字の名称はよく似ているが、前者は普通に「きりしまひがしじんじゃ」と読むのに対して、後者は「つまきりしまじんじゃ」と読む。

 

この神社、自分の中では、県内の行きたい神社No1にランクされていたのだが、なかなか訪問の機会がなかった。

後述するように、ここの階段「鬼磐階段(おにいわかいだん)」はかなりキツイらしいので、👹の了解を取り付けられるか否か、自信がなかったのだ。

 

 


1人で行け!

 

…そりゃそうだ(汗)。

 

そんな中、今回、えびの高原に行った帰りに(前記事参照)ダメもとで誘ってみたら、なんと了解を取り付けることが出来たのだ\(^o^)/。

 

…ということで、今回は「東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)」に関する記事を綴ってみたい。

東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)の概要

あらまし

東霧島神社は、第5代孝昭天皇の御世に創建された。一端は噴火出土で消失したが、963年に性空上人によって神殿などが再興され、江戸時代になって東霧島大権現宮と呼ばれるようになった。
霧島山を囲む様にして建つ霧島六社権現の一つで、近年はさまざまな伝説が伝わる神秘的なパワースポットとしても知られ、県内外から多くの参拝者が訪れている。

「霧島六社権現(きりしまろくしゃごんげん)」とは? 霧島岑神社霧島東神社霧島神宮 東霧島神社狭野神社夷守神社の総称である。現在は、日本神話に記される日向三代の神々が祀られているが、元々は霧島山そのもの信仰対象とする山岳信仰であり、霧島山を道場とする修験者の拠点であった( ※「ウィキペディア」より抜粋)。

 

東霧島神社は、伊弉諾尊(イザナギのミコト)を主祭神として、地神五代の天照大御神より神武天皇に至る皇祖を合祀し、ご神宝、十握の剣を御奉斎申し上げている。

ご祭神は、周知の様に日本国土を産み給うた父で、国造りの神・国家の御守護はもちろん、広く農・工・商すべての開運・福寿・治病・航海・縁結び・安産など世の中の幸福を増進することを計られた人間生活の守護神であらせられる。

ちなみに、最近では、人気漫画鬼滅の刃」ゆかりの地としても有名だ。この神社に設置されている「神石」が漫画に登場する巨石に似ているかららしい(詳しくは後述する)。SNSなどでも話題となり、鬼滅の刃ファンとおぼしき参拝者の姿もちらほらある様だった。

場所とアクセス

  • 場所 宮崎県都城市高崎町東霧島1560(← グーグルマップが開きます)
  • 電話:0986-62-1713
  • 駐車場:入口付近に2か所。全部で100台くらいは止まれそう
  • アクセス:①宮崎市中心部から車で約1時間。高速もあるが、国道10号線経由でも所要時間に差はない、②JR吉都線 東高崎駅より徒歩10分

左の看板が駐車場入口の目印。右が駐車場。これと同程度の駐車場が参道に入って直ぐの右手にもある。

 

写真で振り返る

では、写真で振り返ってみよう。

上で示した駐車場から直ぐ先に、立派な鳥居がある。ここをくぐって直ぐ右手にも大きな駐車場があった。

鳥居から真っ直ぐ進み、突き当りを右折すると、本殿方面への入口がある。ここでは、おみくじなどが売られていた。おそらく、ここで御朱印も売られていると思う。

 

入口を通り抜けると、直ぐに「神石」の表示がある(案内で「鬼滅の刃 」に触れているのにはビックリした)。

神社で頂いた「神石」の説明資料をみると、以下の様に書いてあった(原文)。

天地が開け、万物が成長し初めた神代の昔。
天地創造の神である、イザナギの尊、イザナミの尊が誕生されました。
夫婦となられた二人の神様は国土・山川草木に至る私たちの生活に必要な種々のものを生成なされました。
あらゆるものを生み成していく中で、私たちの生活に最も大切な『火の神』をお生みになられたことにより、妻イザナミの尊はこの世を去られたのであります。
夫の神、イザナギの尊はまだまだこの世に残さねばならないことがたくさんあります。
愛しい妻よ、今一度我がもとに帰ってくれよと嘆き、悲しめども亡き人は帰る術もありません。
その愛しい妻イザナミの尊を恋い慕う悲しみの涙で凝り固まったのが、『神石』(神裂石・魔石・雷神石・割裂神石)であるといいます。
そして、夫イザナギの尊が腰に付けていた「十握の剣(とつかのつるぎ)で悲しみの涙で凝り固まった石を今後再びこのような災難に世人が遭わないように‥‥と、深き祈りの心を込めて三段に切ったといいます。
『十握の剣』ほ当神社の神宝であり、厄除け・魔除けの神となり御社殿に鎮め納めております。

 

上記の表示にしたがって左に進むと、直ぐに鳥居があり、その向こうに「神石」が顔を覗かせる。

 

鳥居から右手に回ると、見事に切り裂かれた面が確認できた。これが、伊弉諾尊(イザナギのミコト)が「十握の剣(とつかのつるぎ)」で切った箇所とされているところだ。

 

さて、以下は、「鬼滅の刃」で主人公の竈門炭治郎が修行中に巨石を一刀両断する場面だ。

 

いかがだろうか?

ボクもこのシーンは良く覚えているが、「神石」を見てすぐにこのシーンを思い浮かべるなんて、かなりの「鬼滅の刃」通なのかも知れない(ちなみに、個人的には、炎柱「煉獄杏寿郎」の大ファンである)。

 

 


さあ、かかってきなさい!!

 

…..ここで〇嫁登場(…煉獄さん、頑張れ)。

 

神石」から「鬼磐階段(おにいわかいだん)」を経て本殿に向かう途中、左手に樹齢1,000年の「大クス」が聳え立っている(幹周9.1m、樹高30m)。右の写真で分かる様に、「大クス」の根っこには大きな空洞があり、中をくぐりぬけることが出来た(手前に立つ👹の身長から、その大きさがお分かりいただけると思う)。

 

さあ、ここから「鬼磐階段(おにいわかいだん)」だ。覚悟を決めて、頑張ろう!!

 

ご覧の通り、中々の急峻さだ。

鬼磐階段(おにいわかいだん)」は、振り向かずに心を込めて願い事を唱えながら登ると願いが叶う、と言われている。別名「振り向かずの坂」とも呼ばれる所以だ。

 

10分ほどで神門(山門)に到着した。確かに急峻ではあったが、恐れていたほどきつくはなかった(ご年配や未就学児でも、なんとか登れそう)。

 

神門(山門)をくぐった後、直ぐ左手にある「龍神太鼓」を3回打った(…家庭円満を願いつつ)。

 

そのすぐ右側に、樹齢400年の「龍神大杉」が安置されている。幹の枝の部分に龍神(龍神枝)が現れているので、このように呼ばれるらしい。

平成30年9月29日~30日にかけての台風24号により倒木したのだが、奇しくも「龍神枝」は無事だった様だ。

 

神門(山門)から直ぐ向かいに本殿がある。なんとも荘厳な雰囲気だ。

 

ここで参拝をすませて…

 

帰りは、神門(山門)右手から入る裏参道を下ってみた。

 

下に降りると何やら池が…。御池(おんいけ)と言うらしい。

 

御池を通り過ぎると、「神石」を左手に臨みながら、入口に戻ってきた。

 

おわりに

今回参拝した東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)」は、過去記事で紹介した「霧島東神社(きりしまひがしじんじゃ)」同様、宮崎県の最強パワースポットとされており、感の鈍いボクでも、なんとなく神聖な大地の気の様なものを感じた。

各々の神社の主祭神が、我が国の最高神であられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の生みの親であることを考えれば、当然のことのなのかも知れない。

東霧島神社」は、伊弉諾尊(イザナギのミコト)、「霧島東神社」は、伊弉諾尊と伊弉冉尊(イザナミのミコト)のご夫婦(天照大御神のご両親)が主祭神である。

 

この流れで、来月は「伊勢神宮」(主祭神は天照大御神)にお参りして来ようと思う。

 

 

おわり

 

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