久々のブログ投稿だ。実は、この1か月コロナワクチン接種の副反応で微熱が続き、倦怠感も重なって筆が遠のいていた(…..はい、言い訳です)。
…..ともあれ、ブログの更新を楽しみにされていた皆さん、心配をおかけしてごめんなさい。
心配する人おるん?
…….やかましいわ!!(小声で)
さて、ボクも、完全リタイヤまであと4か月だ(2022年3月31日で再雇用終わり)。もう、その後の第二の人生が今から楽しみで仕方がない!!
…..ただ、リタイヤ自体は色々な縛りから解放されるので、\(^o^)/…..なのだが、その後の楽しみ方がイマイチ見えてこない。あちこち旅行三昧することも考えたりしたが、先立つものもあり、毎月の様に出かけるわけにもいかない。「散歩三昧」も、そのまま「徘徊三昧」になりそうでいやだ。
あれこれ思案しているうちに、以前から頭の片隅に漠然と描いていた「サイクリング三昧」が少しずつ頭をもたげてきた。こんなことするくらいだから(↓)、サイクリングは好きなんだろう(たぶん)。

…..で、ネットで色々調べたり(例えばゼロから始めるロードバイク選び【超初心者向け】等)、市内の自転車屋さんを回って行くうちに、だんだんと希望の自転車が具体的になり、所有欲がMAXになってしまった。
そして、あっという間に買ってしまったのだ(納車が待ち遠しい)。
…….ということで、今回はボクの選んだ自転車(チネリのSEMPER DISC SHIMANO 105 11S、以下「SEMPER DISC」)を紹介したい。この車種、ネットでの紹介が少ないので、興味のある人は参考になるかも?
候補選びから「SEMPER DISC」に出会うまで
選定の基準は?
色々調べていくうちに、漠然ではあるが、自分なりの希望(基準)が明確になっていった。まとめると、以下の様な感じだ。
- そこそこのペースで100km/日くらいは走れるようになりたい。
- …..とは言っても高齢なので(65歳)、そんなに早くは走ら(れ)ない。つまり、コテコテのレース仕様は不要だ(…..というか宝の持ち腐れかもしれない)。
- つまり、マルチに使える自転車がイイ(ツーリングだけでなく街乗りとかも)。
- 慣れてきたら、輪行にもチャレンジしたい。
- 予算は20万円前後まで(お小遣いで買うので、ここらが限度)。
- 主観的に見て「カッコいい」(と感じる)こと(…..コレ、重要らしい)。
候補は?
上に挙げた選定基準から、名の通ったメーカー製のロードバイクで(TREK、specialized、GIANTあたり)、出来ればカーボンフレーム(無理ならアルミフレーム)、ディスクブレーキ、重さは10キロ以下の自転車をさがしてみた。
結果、候補に選んだのが以下の5台だ。
- RCR DURO SPORT(グスト):206,800円。カーボンフレーム、カーボンフォーク、8.0キロ、フル105、ものすごくカッコいい(リムブレーキだけど….カッコいいからOK)。
- ULTIMATE CF SL 7.0(キャニオン):196,900円。カーボンフレーム、カーボンフォーク、シートポストもカーボン7.72キロ、フル105、これもカッコいい。
- Emonda ALR4(TREK):175,000円。トレックの最上級レース用のジオメトリー。アルミモデルだが、プロ仕様の最上級モデルと考えて良い。
- STRAUSS DISC TIAGRA(Khoda Bloom):158,000円。フレームがレースでも使えるレベル。コンポはシマノで20万に使っているものと同じ。
- DIVERGE E5 ELITE (specialized):187,000円 メーカーが超一流。グラベルロードだけどロードよりのジオメトリー。荷物つけるためのラックマウントもたくさんついていて、キャンプにも使える。バランス良い。
写真はRCR DURO SPORT(※グストのHPより)。
どれか1台くらいは何とかなるだろう…….
今思えばおめでたいほど楽観的な気もちで、近所の専門店「HINOサイクル」さんを訪ねていた。ちなみに、このお店、地元(宮崎)のロードバイクやクロスバイクのライダーさんたちの中で大変な人気らしく、遠方から相談に来ることも珍しくないらしい。是非、自転車の「主治医」になってもらいたいお店だ(近くてラッキーだった\(^o^)/)。
……結論を言うと、全部ダメだった。
在庫がないのはもちろんのこと、注文しても、早くて来年7月以降の納期になるか、そもそも注文自体が出来ない状況なのだそうだ。ここでもコロナの影響が来ているのに愕然としてしまった[(ちなみに、RCR DURO SPORT(グスト)は直接メーカーに問い合わせてみたが、2週間が経過した今も回答は来ていない…..もうどうでもいいけど]。
「SEMPER DISC」とのラッキーな出会い
半ば絶望しつつ、店内を見渡してみると…….。
あれ?なんかよさげな自転車がぶら下がってるぞ。
ぐるっとまわって、正面から見ると……..。
これだー!!!
ほぼ一目ぼれ。もう、RCR DURO SPORTなんてどうでもイイ!!
店員さんからいろいろ伺うほどに気に入ってしまい、その日のうちに契約してしまった(その日は興奮して眠れなかった)。
「SEMPER DISC」ってどんな自転車?
全体概要
まずは、以下に概要を書いてみる(ちなみに、今の僕にはほとんど意味が分からない)。
【自転車種】:ロードバイク
【年式】:2020年
【メーカー】:cinelli(チネリ)
【モデル名】:SEMPER DISC(センパーディスク)
【カラー】イタリアンホワイト(日本限定カラー!!爽やかで超すてきだ)
【フレーム素材】:アルミ(COLUMBUS Airplane Triple Butted Alloy)
【フォーク】:1,5 alu carbon fork
【BB】BSA
【メーカーサイズ】:XS
【適正身長】:155〜165cm(ボクは164cmなのでピッタリ!!)
【ヘッドチューブ】:90mm(実寸)
【シートチューブ】:470mm(実寸)
【トップチューブ】:502(ホリゾンタル換算512)mm(実寸)
【重量】:10.12kg(フレーム:1600g(M)、フォーク:500g)
【クランク】:SHIMANO FC-RS510 170mm 50-34T
【変速レバー】:SHIMANO 105 ST-R7000
【フロントディレイラー】:SHIMANO 105 FD-R7000( 2速)
【リアディレイラー】:SHIMANO 105 RD-R7000( 11速)
【スプロケット】:SHIMANO ULTEGRA CS-R8000 11-30T
【ブレーキキャリパー】:TRP SPYRE-C
【ホイール】:チネリ純正
【ステム】:チネリ純正 100mm
【ハンドル】:チネリ純正 400mm
【シートポスト】:チネリ純正
【サドル】:チネリ純正
【価格】:214,500円(税込み)。フレーム単体だと110,000円(税込み)。
※「cyclowired」さんのHPなどから抜粋して整理した。
名前(SEMPER)の由来
チネリの本社があるイタリア・ミラノの方言で「SEMPER」は、Always(いつでも)という意味があるらしい。その名の通り「いつでも使えるロードバイク」というコンセプトだ。マルチに使えるので、ツーリングはもちろん普段使いの通勤にも適しているとのこと(「コンズサイクル」さんのスタッフブログより)。これ、先に述べたボクの選定基準にピッタリだ\(^o^)/。
メーカさんの紹介を見てみると
以下、主なメーカーさんのHPから、特長などを抜粋してみる。専門用語も分からずに整理しているので、読みにくい部分があったらごめんなさい。
アルミとは思えない優れた乗り心地
SEMPER DISCは、チネリ、アルミレーサーの「EXPERIENCE(エクスペリエンス)」をベースに、ディスクブレーキに最適化することで、より街乗りに適したバイクに仕上がったモデル。スポーティーな街乗りにもディスクブレーキが欠かせないとの考えから生み出されたバイクだ。
ディスクブレーキに対応させるため、特にリア三角に大きな変更を加えており、ブレーキング時の応力に耐えられる様、チェーンステーはチューブを1.5mmほど厚くしている。使用するのはコロンブスのエアプレインというチューブで、トリプルバテッドとすることで重量増にも配慮している。
ジオメトリーもヘッドを寝かせホイールベースを長めに取ることで安定性を強化し、より安全でリラックスしたライドフィーリングを実現。加えて最大30mmタイヤに対応するクリアランスとなるようフレームも設計し直しており、ダボ穴も各所に設けることで前後フェンダーやリアキャリアも装備できるよう作られている。
普段のサイクリングから、ちょっとした旅行、雨の日の通勤などでも活躍する、ディスクロードの利点を活かしたバーサタイル(多用途に対応可能)な性能に仕上がっているのがSEMPER DISCの特徴だ。
以上、「Bike Cafe FB」さんのHPより抜粋
ツーリングがメインで走りたい方向き
チネリのエクスペリエンスをディスク化したとも言えるSEMPERは、コロンバス社のエアプレーン アルミチューブを使ったフレームに カーボンフォークを組み合わせたフレームだ。エクスペリエンスのフレームジオメトリから太いタイヤなどが取り付けられるようにホイールベースを伸ばして安定性を増したジオメトリに変更されている。
雨でも制動力が落ちないディスクブレーキ(ワイヤー引き)、泥除けやキャリアも取り付けられるダボなど様々なツーリングに対応できる。コンポもシマノ105mix ブレーキがTRPで構成されている。あえて変速ワイヤーを内蔵していない点も魅力だ(ツーリング用途を考えれば、旅の途中でワイヤーが切れた時に普通の自転車屋さんでも修理できることは大きな利点)。初めての1台としては間口の広い自転車でお勧め!!
以上、「Cyclotech イチカワ」さんのHPより抜粋
以上を見ると、前述したボクの「選定基準」にピッタリだ。
…..あらためて
おわりに
「SEMPER DISC」を契約してから、YouTubeなどでいろいろな動画を見てはバーチャルサイクリングを楽しんでいる。特に「なななチャンネル」の「国道3号線九州縦断400kmソロロングライド前編、後編はロードバイクの楽しさを教えてくれるとともに、初心者の僕には勇気を与えてくれる(もう何度も見ている)。特に(素人感まるだしだが)車道を颯爽と走る様子にはあこがれてしまう(…臆病なので、乗る前から怖かったりする)。
事前に揃えたいものももたくさん勉強させてもらい、おおかた必要不可欠なものは購入できた。これは、「HINOサイクル」のM浦さん(勝手にボクの主治医に認定!!)のアドバイスやリュウスケさんの【ロードバイク初心者】最初に買うべき物 8選などが助けになった。
まだ、納車前なのに、すでにボクのロード乗りは始まっている様だ。
次は、納車時の様子などをアップしたい。
もう、楽しみで仕方がない😍。
おわり。
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