待ちに待った納車の日がやって来た|65歳でロード乗りにチャレンジ!!(その2)

サイクリング

一昨日は、待ちに待ったロードバイクの納車日だった(初めての方は前の記事 ↓ を参照)

チネリの「SEMPER DISC SHIMANO 105 11S」を買っちゃった|65歳でロード乗りにチャレンジ!!

 

説明に1時間ほどかかるとのことで、開店前の10時にアポを取って、購入店舗の「HINOサイクル」さんをいそいそと訪ねた。

前記事でも書いたが、「HINOサイクル」さんは、地元(宮崎)のロードバイクやクロスバイクのライダーさんたちの中で大変な人気らしく、遠方から相談に来ることも珍しくないらしい(行きつけの地鶏もも焼き屋「みやまる」さんから伺った)。

 

最初に印象を述べておくと、説明がものスゴク分かりやすく(「超」が付くほど「どんくさい」私にも身に付くように)、実技指導も交えて懇切丁寧に教えていただいた(しかもマンツーマンで!!)。

 

もう感激!!

 

…..ということで、今回の記事では、納車の様子などを綴ってみたい。

「HINOサイクル」さんのHPでもご紹介いただいた(感謝!!)。

はじめに

愛車の「SEMPER DISC 105(チネリ)」(以下、ちねりんと呼ぶ ← 愛情をこめて)が入口でボクを迎えてくれた。

 

やっぱり素敵だ!!

ひとしきり、ちねりんとの再会を喜んだあと、店員さんから自転車防犯登録、TSマーク付帯保険、注意事項、簡単なメンテナンス等の説明があった後、納車が行われた。

空気の入れ方

まずは、適正空気圧の確認だ。コレがメンテナンスで最も基本で重要なものらしい。

ド素人感丸出しだが、ママチャリとのあまりの違いに面食らってしまった。教えてもらって、奥が深い…と言うか、技術的に難しい様に感じた(…..笑われそう)。慣れてしまえば簡単な作業らしいが…..。

ロードバイクの場合、タイヤの側面に適正空気圧が書いてあるらしい。ちねりんの場合、「INFLATE TO 5 BARS(73PSI) MIN – 7 BARS(102PSI) MAX」と書いてあった(左の写真)。つまり、空気入れに付属しているゲージでは(右の写真)、内側の数字の「6(BER」)」(真ん中あたり)で止めればベスト、ということになるらしい(前後とも同じ)。

ゲージの「青色モード」と「赤色モード」(右の写真)は以下の様に使い分ける。

  • 青色モード」:長く乗っていなかったときに使う。重たいけど空気が一気に入るモード(MAX60~80PSIまで)。
  • 赤色モード」:空気の入る量は少ないけど楽に入る。頻繁に乗る場合は(毎週とか)、赤だけで良い(40PSI or 7 BARSくらい~)。

以下、手順を書いてみる(…..備忘録もかねて)。

  1. 細い棒(フレンチバルブ)の小さなネジを止まるところまで緩めて、ワンプッシュ。すると勢いよく空気が出てくる(ロックしないと空気が抜ける)。
  2. バルブが水平に位置する様にタイヤを回転させる。
  3. タイヤと真正面(進行方向)に向かって座り、膝をタイヤに当てる。
  4. 両手で空気入れの付け根を持ち、膝に向かって真っすぐ入れる(片手で入れると細い棒が曲がってしまう)。
  5. ロックを立てる。
  6. 空気を入れる(右の写真)。ストロークの途中から重くなるので、最初から力を入れずに、重くなったところから力を入れる。そうすると、すんなり入って行く。

早速、実技だ。緊張で指が震えた(チキンです)。

 

前後のライト調整

次に前後ライトの説明だ。

ママチャリの場合、前のライトだけ意識しておけば良いと思っていたが(コレって間違い?)、ロードバイクの場合、前、後ろの両方が必須らしい。…..というか、むしろ後ろの方がより重要なのだ。

ちょっとびっくりしたが、迫って来る自動車に少しでも早めに存在を知ってもらうことで、より安全に走ることが出来るとご説明いただいて、納得!!

前と後ろの何れも、スイッチプッシュによる3段切り替え式になっていて、スゴク明るい。特に、後ろが点滅状態になっていると、まるでパトカーの様に感じて頼もしい(写真左)。

ちなみに、前のライトはCATEYEの「AMPP300」、後ろのライトは同社の「Cateye ViZ300 Rear Light 」だ。購入と併せて取付けてもらった。

 

ケーブルロックのかけ方

盗難防止用にケーブルロックは必要不可欠だ。夜は、盗難車もフル装備で来るので何をやっても安心できないが、昼の場合、人目に付く場所においておけば、大きな心配はいらない。

今回購入させていただいたのは、Crops Q5 MULTI PURPOSE CABLE LOCK ( ケーブルロック )で、長さが1800㎜もあるものだ。この長さにより、車体各部(フレーム、サドル、タイヤなど)を通して地面に埋まっているもの(電信柱など)につなぐことが出来る(地球ロックと言うらしい)。

なお、壁に面する場合は、チェーンとは反対側が壁側に向く様にすべしとのことだ(当たるとトラブルのもとなので)。

 

サイクルコンピュータ

速度測定などは、最初はスマホでもイイかと思ったが、機能が全然違うし、夏場にスマホをむき出しにすると、熱で本体を痛める(特にバッテリー)らしい。

…..ということで、サイクルコンピュータも購入し、併せて取り付けてもらった。

これにより、速度、走行時間、距離、平均速度、最高速度、積算距離、時刻、ストップウォッチなどを表示させることが出来る。

取り付けてもらったのは、キャットアイ CATEYE CC-PA100W PADRONEだ。

ヘルメット

これも安全のために必要不可欠のもので、真っ先に選んだ。

オススメで購入したのは、OGK Kabuto [ オージーケーカブト ] RECTだ。

軽いし、後ろのネジにより前後の寸法調節が出来て、フィット感が高い。

 

その他いろいろ

上記以外にも、ちねりんと併せて購入した以下の商品について、懇切丁寧なご説明を受けた。

サドルバック

TOPEAK Aero Wedge Pack Mサイズ

中が仕切られていて、小物入れと財布代わりのポケットとして使える。真ん中のチャックを開けると拡張して大きくなる。これは便利!!

ボトルとボトルケージ

ボトルは「ELITE」。チネリの表記がカッコいい!!

ボトルケージは「SUPACAZ FLY CAGE ANO」。黒と赤にしてみた。なかなかオシャレだ。

パンク修理キット

これも必需品、遠出の最中にパンクしてパンク修理キットがなっかたら悲劇だ。

我が家の👹に、土下座して迎えに来てもらうしかない。

サイクルチューブ、パンクリペアシール、工具、空気入れなどで構成されている。ボトルケージにピッタリ入るので、とてもコンパクトにまとまっている。

まだ使い方が分からないが、メンテナンスも兼ねて、これから少しずつ教えていただける様だ。

 

実技(乗り方の基本)

メンテナンスや装備品について懇切丁寧なご指導、ご説明を受けた後は、いよいよ乗り方の実技指導だ。

場所は大淀川河川敷堤防。「HINOサイクル」さんのすぐ裏からスタート出来るので、とても便利だ。

 

緊張で、最初は体が…

になった(汗)。

 

….で、ママチャリとの違いは色々あるが、まず面食らったのは、サドルに乗った状態では両足は地面につかないこと…..だった。

 


足が短いからだわ(www)

 

うるせー(小声で)。

 

これも備忘録を兼ねて…、基本的な事項を示しておく。

スタートの仕方

  1.  サドル前方のフレーム(「トップチューブ」と言うらしい)の上に腰を浮かせてまたがる。
  2.  左足を地面つけ、右足をペダルにのせる(逆だと危険らしい)。
  3.  ゆっくり右足を踏み込み、前に進む。この時左足は伸ばしたまま(曲げるとバランスを崩しやすい)。
  4.  安定したら、お尻を浮かせてサドルに座る。
  5.  そのまま走り出す。

止まり方

  1. 段々にブレーキをかけて減速する。この時、次の走り出しを楽にするため、ギヤを軽くしておく。
  2. 右足をペダルに乗せたまま、少しづつ体重を乗せていく。
  3. 左足をペダルから下ろす。
  4. お尻を浮かせて重心を前に移動し、トップチューブにまたがりがら左足を地面につける。

ギアチェンジ

ロードバイクには、変速できるギアがいっぱい付いている(ちねりんの場合はフロント2、リア11)。

これもママチャリとは全く違って最初は全然分からなかった。概要は以下のとおり。

  • フロントの歯車(チェーンリングと言うらしい):大きく変速するときに使う。「内側のインナー(小)」と「外側のアウター(大)」の2枚の歯車で構成されている。チェーンがインナーの時はペダルは軽く、アウターの時はペダルは重くなる。
  • リアの歯車(スプロケットと言うらしい):車体中心の大きい方(ロー側)にチェーンが移動するとペダルが軽くなり、反対に車体外側の小さい方(トップ側)にチェーンが移動するとペダルは重くなる。

ここでは、ギヤの切り替え方と併せ、切り替えのベストタイミングを丁寧な実施指導で教えていただいた。

 

おわりに

以上、今回は納車の雰囲気などを中心に綴ってみた。

最初は、1時間程度で終わる….と聞いていたが、終わってみれば12時前になっていたので、2時間近くも教えてもらったことになる。冒頭でも述べたように、ボクが「超」が付くほど「どんくさい」せいだと思う(汗)。

それにも関わらず懇切丁寧に教えてくださった「HINOサイクル」のMさんには、改めて、

「心からにありがとうございます」

….と言いたい。

 

……というわけで、Mさんには、「勝手に」ボクとちねりんの主治医になってもらうことに決定!!

迷惑かしら???

 

 

次は、「初ライド」の様子をアップしたい。

 

 

おわり。

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