歯茎が痛い!!|治療顛末記

雑記

先日の話だが、歯茎の激痛に苦しんだ。

最初は、少し違和感がある程度で、何か変だけど、まあ大丈夫だろう。

…とタカをくくっていたのだが、次第に痛みが激しくなり、2~3日後には激痛のため食事もままならないほどになってしまった(><)。

 

こんなの初めて(><)。

 

休みには、👹と温泉に行って食事を楽しむ予定にしていたのだが、こりゃ無理だ(泣)。

…良く見ると、「中切歯」の下に嚢胞があるような?

 

 

…ということで、久々に歯医者さんに行ってみた。

さてさて、顛末は???

 

ネットで調べてみたら?

歯医者さんに行く前にネットで調べてみたところ、今回の歯茎の痛みの原因には以下の様なものが考えられそうだった(主として「なかの歯科クリニックさんのHP」より)。

 歯周病

歯茎の下にある歯槽骨が溶けてしまう病気。歯がぐらぐらしてくるので、食べ物を噛んだ際や、会話で歯と歯が咬みあう場合に痛みが発生する。初期段階ではまだ歯がぐらぐらすることはないが、何となく歯茎がムズムズするといったかゆみのような痛みを感じる方が多い。

根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)

感染症の1つで、歯の根っこの先に感染が広がった状態。虫歯や歯周病が原因で、最終的に、歯の神経が死んでしまう。この場合、激しい痛みはないが、歯磨き時や、食事や会話で歯が咬みあう場合に、じんわりした痛みや違和感を感じる。

 歯根破折

歯根破折は、口の中を自身で覗いても歯が欠けた様子がなかったとしても、小さな亀裂が入ってしまい、そこから感染が歯茎に広がった状態。レントゲンを撮ったり、実際に歯を抜いた後に、折れていることがわかることもある。

 口内炎ややけど

口内炎は、体調不良や、疲れがたまっているときに起こる。頬の内側や、舌などにできるイメージが強いが、歯茎にもできる。熱いものを食べた際のやけどにも注意が必要。歯茎がやけどした場合には、ヒリヒリとした痛みが生じる。

 

今回の症状は?

さて、上のうち、どれが自分の例に当てはまるんだろう?まずは、今回の症状と照らしあわせてみる。場所は、前述したとおり「中切歯」の下だ(下図参照)。

症状の流れを時系列で示すと、以下のとおりだ。

  1. ロードバイクから帰ってきた日の夜に、患部に違和感を感じる(初50キロ越えのせいか、かなり疲れていた)。
  2. 翌日から、2~3日かけて次第に患部の違和感が痛み(鈍痛)に変化。同時に赤く腫れあがっていることに気付く。
  3. 歯医者さんに行く直前は、患部上の中切歯に食べ物が触れただけで、激痛が走る(もう限界!!)

 

…ネット情報から判断すると、このケースは「歯根破折」か「根尖性歯周炎」あたりかな?「歯根破折」だと厄介だなぁ….(奥歯で経験済み)。

 

治療の結果は?

いつもながら、歯医者さんに行くときはドキドキだ。

ちょこっと薬を塗って終わりならいいけど、そうはいかないだろうなあ…。

ひょっとして、抜歯かも?

…待合室であれこれ考える時間は憂鬱だ。

程なくして「スギたろうさん!!」

お呼びの声がかかった(不安で胸が高鳴る)。

 

 


このチキン野郎!!

 

…あんたの方が怖い(〇嫁)。

 

診察の流れ

まずは、衛生士さんによる患部のチェックとレントゲン撮影。そのあと…..

歯医者さん:レントゲン写真(「中切歯」の下)を見ながら、「ここに黒い影があるの分かります?」

ボク: 「あ、ふぁい」(口を開けたままの会話は嫌だ…)

歯医者さん:「この病巣、かなり前から出来ていたんだろうけど、疲れがひどいときなんかに暴れんるんですよね」

ボク: 「ほーあんえうえ(※そうなんですね)」(つい返事をしてしまう…)

その後、治療が始まる。全然痛くないどころか、何をやっているのか分からない。最初は「レーザー治療」だったようだが、後から調べるとかなりの効果が期待できる様だ(→歯周病治療で扱うレーザー「ウケデンタルオフィス」)。その後、患部に何かを塗られて数分間口を開けてままにするように指示される(コレ、後に痛み止めと分かる)。

歯医者さん: 「あと、患部の上の歯が少し前に出ているので、刺激を与えている様ですね。少し削っておきましょう」

ボク: 「ふぁい」(…アゴが疲れてきた)

何度か嚙み合わせを見ながら、実に丁寧に削ってくれる。

歯医者さん:「病巣をとるためには抜歯するしかないですが、そこまでは必要ないのでだましだまし様子を見ましょう。疲れがひどいときなどにはまた同じ症状が出るかも知れません。」

歯医者さん:「あと、5日分の抗生物質とロキソニンを出しときますね。当面はこれで大丈夫でしょう。」

ボク: 「はい。ありがとうございました。」(やっと口が自由に…)

 

…ということで、意外にあっさりと終わった(良かった~)。

治癒までにどのくらいかかった?

帰宅後は、歯医者さんで処方された抗生物質とロキソニンを真面目に飲み続けた(ロキソニンは痛いときのみ)。以下は、回復までの流れだ。

当日: 歯医者さんで塗っていただいた痛み止めの効果のせいか、違和感は残るものの、痛みは随分和らぐ。

2日目:朝から痛みを感じ、その後は元に戻ったかの様に痛みが増幅。たまらずロキソニンを飲む。

3~4日目:少しずつ痛みが治まり、ロキソニンを飲む必要もなくなる。

5日目:2回目の通院。この時には、違和感は残るものの、痛みはほぼなくなる。

ほぼ1週間後:ほぼ完治\(^o^)/。

 

おわりに

今までに、歯医者さんにはたくさん通ったが、その大部分が虫歯など、歯の病気によるものだった。

…今回の様に、歯茎の痛み(激痛)は初めてだったので、少々戸惑ってしまったのだが、さすがは(評判の良い)歯者さん、手慣れた様子であっさりと直してくれた。

 

ホント、感謝感激である。

 

ところで、今回の様な症状は、スポーツをする人で歯を食いしばることの多い人にも良く発生するらしい。そんな場合は、口の形に適合したマウスピースを付けると良いらしいので、心当たりのある人は参考にして欲しい。

ちなみに、僕の場合、ロードバイクをやっているので、気になって検証してみたが、歯を食いしばるようなケースは無かった(…あんまり付けたくないし)。

 

…最後に一言

今回の収穫は、歯茎が治ったこともあるが、それと同等以上にようやく信頼できる(自分と相性の良い)歯医者さんに出会えたことだった。

 

これが一番うれしいかも知れない。

 

おわり

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