以前のブログでもお話した様に、退職前に、ポイ活でANAマイルを量産した(以下、参照)。

ポイ活の一番の目標は、「ビジネスクラスで海外旅行を楽しむこと」だったのだが、コロナ過や原油高騰(燃油サーチャージ高騰)のため、なかなかチャンスに恵まれないうちにマイルの有効期限が来年末までとなってしまった。
この1年、国内線を利用してきのだが、このままでは、一番の目標(ビジネスクラスで海外旅行を楽しむこと)が達成できないままマイルを使い終わりそうだった。
そんな中、先日京都旅行に行った際、オンラインチェックイン案内のメール内にプレミアムクラスアップグレードあることに気づいた。
ネットで調べてみると、ANAラウンジが利用出来たり、シートがゆったりしていたり、機内食や飲料(アルコール類含む)の提供があったりで、中々魅力的である。
「どうせ高いんだろう」と半信半疑で案内をクリックしてみると、なんと、追加料金5,000円/人(宮崎〜伊丹空港)😲!!
…や、安い → 衝動買い
…と言うことで、ここでは、ボクと👹の初プレミアムクラス体験記(宮崎〜伊丹空港)を綴ってみたい(※アップグレード利用)。
ANAプレミアムクラスと普通席のサービスの違いは?
ANAプレミアムクラスと普通席では、以下の様なサービスの違いがある。国際線ビジネスクラスを彷彿させる内容で、かなり魅力的だ。
- 専用チェックインサービスにより、混雑に巻き込まれないで時間を有効活用できる。
- 手荷物重量制限が40㎏までになる(普通席だと20㎏まで)。
- 専用の保安検査場が用意されている(※宮崎空港にはない)。
- ANAラウンジが利用でき、アルコール、ソフトドリンクなどを飲みながらゆったりと搭乗までの時間を過ごすことができまる(宮崎空港はANA、JAL共通の「ラウンジ大淀」)
- 優先搭乗が適用され、機内へ優先的に案内してくれる。
- 下の写真に示す様に、プレミアムクラスの座席は非常に広く、普通席とは全然違う。機種によっては、国際線ビジネスクラスと同じシートを採用している様だ。
- 機内食が提供される(朝食は10時29分までの出発便、昼食は10時30分~13時29分の出発便、軽食は13時30分~16時59分の出発便、夕食は17時以降の出発便)。ここでも、ソフトドリンクや各種アルコールが飲み放題!!
- 手荷物に専用のタグが取り付けられ、受け取りのときにレーンに優先的に流れて来る。

シートの一例(ANAホームページより)
アップグレードの要件は?
以下、あらましのみ、詳細についてはANAインフォメーションをご覧いただきたい。
対象運賃
国内線運賃(特典航空券やいっしょにマイル割を含む)。ただし、国際線航空券国内区間、予約のないオープンチケット及び下記の運賃は除く。
対象条件
①予約に含まれている全てのお客様がANAマイレージクラブ会員であること。
②予約に含まれている全てのお客様がアップグレードすること。
③変更操作の時点で、アップグレードご希望便の普通席の航空券を予約・購入済み、かつ当該便のプ レミアムクラスに空席があること。
受付場所
- ANA ウェブサイト
- ANA国内線予約・案内センター
受付時間
- 搭乗2日前 0:00~出発時刻20分前まで
支払い手段
- クレジットカード
- アップグレードポイント(ANAプレミアムメンバー限定)
おいくら?
直近の追加料金は以下のとおりだ(ANAのホームページより)。
なお、宮崎発着便のみを抜粋すると、以下のとおりとなる(括弧内は当日アップグレード料金)。
- 東京 10,000円(11,000円)
- 大阪 5,000円(6,000円)
- 名古屋 5,000円(6,000円)
- 福岡大阪 3,000円(4,000円)
プレミアムクラス体験記
前置きが長くなってしまった。以下、本題の体験記を綴って行こう(宮崎空港から伊丹空港まで)。
ラウンジの様子
2階の制限エリアに入り、8~11番搭乗口に進むと…
「ラウンジ大淀」の入口が見えてくる。利用時間は6時50分からなので、出発の7時35分までわずかしか時間がない(汗)。
入口左側の表示で、「ANAプレミアムクラス」利用者も入室可能であることが確認できる。
ラウンジに入ると、直ぐ左手にカウンター席(コンセント&USB電源付き)があって…
右手に進むと、ゆったりとしたソファが並んでいる。席数は、カウンター席も併せて61らしい。
この辺でくつろぐとしよう。
壁際には、コーヒー類を始め…
各種のソフトドリンクが並んでいて…
(お目当ての)アルコール類も、生ビール(キリン一番搾り)を始め…
宮崎空港オリジナル焼酎「本格焼酎ひむか燦々」やウイスキーなど、結構充実している。
搭乗まで20分ほどしかなかったので、生ビールをグラス半分だけいただいた(👹の厳しい監視も…)。
シート
今回のシートは、こんな感じ(B737-800)。座席間隔は約127センチと広い。隣席との間に仕切りもあって、プライバシーがばっちりだ。
前の席との間隔も広くて、足を延ばしても届かないほどだった(短足ではない、たぶん)。
シート右手には、リクライニングやフットレストのレバーがあった。リクライニングを試したところ、水平近くまで傾けることが出来た。快適である。
スリッパやヘッドホンも高級感が…
機内食
食事はイングリッシュブレックファスト、ビーフコンソメスープ。シンプルだが必要十分だ。飲み物の種類は以下の様に多様で、しかも飲み放題だ。…でも、時間が足りない(涙)。
アルコール類
- 日本酒:農口尚彦研究所純米酒、マルマス米鶴 限定純米吟醸
- 焼酎:夕・SEKI-芋焼酎 西酒造
- スパークリングワイン:ヴーヴ・オリヴィエ・ブリュット
- 白ワイン:本日の白ワイン
- 赤ワイン:ファミーユ・ペラン ヴァンソーブル“レコルニュ
- ビール:アサヒスーパードライ、キリン一番搾り、サントリーザ・プレミアム・モルツ、サッポロ エビスビール、オリオンビール、サントリーオールフリー
- ハイボール:角ハイボール
ソフトドリンク
冷緑茶、トマトジュース、オレンジジュース、アップルジュース、コーラ、コーラ ゼロ、ペリエ(スパークリングウォーター)、ミネラルウォーター、抹茶入り静岡茶、ANAオリジナル コーヒー、紅茶(ジョージ スチュアート)
おわりに
以上、ANAプレミアムクラス体験記を綴ってみた。
今回、宮崎~伊丹(大阪)間の短いフライトだったので(約1時間)、「サービスを満喫した」とまでは言えないが、体験版としては十分に魅力を垣間見ることが出来た。
もっと遅い出発便を選べば、長時間のラウンジサービスを満喫出来たり、さらなる充実した機内食を楽しめたり出来そうなので(特に夕食)、次回は出来れば帰りの便(伊丹~宮崎)を経験したい(今回は残念ながら満席だった)。
おわり
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