バルコニーの汚れ除去効果を比較してみた| 「デッキブラシ+重曹 or クリームクレンザー」 vs.「デッキブラシだけ」

雑記

数か月前から、バルコニーの汚れが気になり始めた(ボクの部屋の前)。当然のことながら…

「そろそろ掃除しないと…」

…と思ってはいたのだが、基本的にズボラな性格なので〝そのうち…”とか思っていたら、以下の様な状態になってしまった。

 


はよ掃除せんかい!!

 

はい(うるせぇ!!…と言えないボク)

 

…と言うことで、約2年ぶりにバルコニーの大掃除を行うことにした。

 

ベランダバルコニーテラスの定義は、以下のとおりである(恥ずかしながら、この記事を書くまで知らなかった)。

  • ベランダ: 家の外に張り出した屋根付きスペース(2階より上)。
  • バルコニー: 家の外に張り出した屋根なしスペース(2階より上)。
  • テラス: 1階にある上記スペース。

※「ARUHIマガジン」より

 

さて、今回はどんな方法で掃除しようか?

 

…そういえば、2年前に駐車場コンクリート床の大掃除を行った時に2つの方法を比較していた(以下記事に示す様に「デッキブラシだけでも綺麗になる」という意外な結果に終わった)。

駐車場のコンクリート汚れ除去の効果を比較してみた(デッキブラシだけ & デッキブラシ+サンポール)
家を建てて4年も経つと、あちこち気になるところが出てくる。 .......で、お盆はコロナ自粛で遠出も出来ないし、自宅のメンテナンスをあれこれやってみた。 気になりだしたら、もう止まらないのだ。 我が家の誰かに、 この暑いのにバカなの? ....

 

…折角だから、今回も、異なる方法を比較してみよう(以下の3種類)。

  • デッキブラシ+重曹
  • デッキブラシ+クリームクレンザー
  • デッキブラシだけ
※我が家のバルコニーは、FRP(繊維強化プラスチックス)防水層にトップコートを重ねるタイプの様である。…なので、今回の記事は、少なくとも同タイプのバルコニー、ベランダ、テラスの掃除には参考になると思う。

 

掃除前の状況  

バルコニー汚れの原因として、以下の様なものが良く知られている。

      • 排気ガス
      • 土ボコリ・砂ボコリ
      • 黄砂
      • 油汚れ
      • 植物(ベランダで栽培している場合)
      • 鳥の糞
      • 苔(緑色の汚れ)

 

これらを念頭に、まずは掃除前のバルコニーの状況を見てみる。

かなり汚れがひどい。原因の特定は出来ないが、おそらく上記のうち植物と鳥の糞以外の全てが関与しているのだろう。なお、壁方向に少し傾斜しているためか(写真で見ると右方向)、黒ずみが壁に近づくほどひどい(水はけの関係か?)。

とりわけ、左奥と…

右奥角の汚れががひどく(特に排水溝の周り)、何れも、黒ずみに加えて緑色の苔もはっきり認識できる。

 

ネットで掃除方法を調べたら

「バルコニー、掃除方法」をキーワードにネット検索をしてみた結果、概ね以下の方法が紹介されていた。

  • デッキブラシでこする
  • 重曹を使う(汚れのひどい箇所)
  • 中性洗剤を使う(汚れのひどい箇所)
  • クリームクレンザーを使う(特に汚れのひどい箇所)
  • 塩素系漂白剤(例えばカビキラー)を使う(カビのひどい箇所)

 

これらの中で、どの記事にも取り上げられていたのは「重曹」だが、さらに効果の高い方法として「クリームクレンザー」を用いた方法も推奨されていた(ジブテクリフォームさんのHPを参照)

つまり、大雑把に「デッキブラシ+クリームクレンザー」>「デッキブラシ+重曹」>「デッキブラシだけ」の順に効果が高い、となりそうだ。

 


これは興味深い。

 

…ということで、ここでは以下の組み合わせで比較してみることにした。

  • デッキブラシ+重曹
  • デッキブラシ+クリームクレンザー
  • デッキブラシだけ

 

「デッキブラシ+重曹」の結果は?

道具は、以下の2つだけ。あとはバケツ(+水orお湯)だ。

なお、バケツは、洗い流す時だけではなく重曹を希釈するときにも使う。

重曹の量は、お湯2リットルにつき大さじ6~7杯くらいがオススメ。

 

 

では、掃除前掃除後の写真を見てみよう。


いかがだろうか?

随所に薄い黒ずみが残っているが、まあまあの落ち具合だ。頑張ればまだ落ちたかも知れないが、あまりしつこくゴシゴシやると下地が出て来る恐れがあるらしいので、これ以上はムリと判断したところで(深追いせず)妥協した(「記助さん」のブログを参照)

 

 

「デッキブラシ+クリームクレンザー」の結果は?

この場合も、道具は以下の2つだけ。あとはバケツ(+水)だ。

クリームクレンザーとは、研磨剤の入ったクリーム状の洗剤で、汚れを浮かび上がらせて削り落とす効果がある様だ。

素材によってはクリームクレンザーでは表面が傷ついてしまったり、削れてしまう恐れがあるらしいので、不安な場合は事前に業者さんに問い合わせた方が良いかも知れない。

 

なお、クリームクレンザーは、以下の様に、床に水をまいた後、直接振りかけるような形で利用した。

 

では、掃除前掃除後の写真を見てみよう。


これも綺麗に落ちた。ただ、肉眼で見る限り、重曹との間に落ち具合の差はない様に感じる。一点だけ、感覚的にだが、何となく作業が楽だったような気がする。つまり、比較的に軽め&短時間のゴシゴシで終わった様な印象である。

 

「デッキブラシだけ」の結果は?

この場合、道具は本当にデッキブラシだけ。あとバケツ(+水)だ。

 

さてさて、結果は?(上が掃除前、下が掃除後


 

あれ……?

きれいだ。

 

…..「重曹」や「クリームクレンザー」を使ったときと変わらないかも?

 

結論

最後に、それぞれの効果を〝肉眼的に”比較してみよう。

ここでは、出来るだけ公平を期すために、同一写真内(並列の形)で見比べる。

「デッキブラシ+重曹」vs. 「デッキブラシだけ」

やっぱり「引き分け」だ(👹も同意見)。

「デッキブラシだけ」vs. 「デッキブラシ+クリームクレンザー」

これも「引き分け」だ(👹も同意見)。

 

…と言うことで、少なくとも〝汚れの落ち具合”で比較するなら

デッキブラシのみで十分!!

と結論づけて良さそうだ。

 

おわりに

今回の試みも、

「まさか…..」

…が頭をよぎった結果、やってみたものだ。

 

結果として、「駐車場のコンクリート掃除」の時と同様、バルコニーの場合も「デッキブラシだけで十分となった(…あ、やっぱりと言う感じ)。

 

 

 

 

 

以上、この記事が、多少なりともバルコニー掃除に取り掛かろうとする皆さんのお役に立てれば幸いである。

 

 

おわり

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