デントリペアって凄い!宮崎にも達人がいた!!

雑記

今日は、ボクの様な車トラブルの素人難民の助けになる話」をしたい。ブログを始める前から色々な方に知って欲しいと思っていたので、満を持してのお話だ。

 

以前の投稿でもちょっと触れたように、2020年3月末に車を買い替えた。

前の車はスズキのセルボT(平成19年後期型)で、12年もの間、往復100キロの長距離通勤で活躍してくれた(走行距離は18万キロ以上)。

スゴく運転し易いし、スタイリッシュで、とても気に入っていたのだが、長い間コキ使ったせいか、6回目の車検で、なんと40万円近い見積金額を提示され、びっくり。

ターボがお亡くなりになる寸前、と言うことで、止む無く買い替えを決意した。

 



新しい車は、同じスズキのワゴンRスティングレーX(平成27年後期型)、17,000キロ乗りの中古で、一見したところ、かなり状態がイイ。セルボの車検を断念したその日に購入を決意し、即決した。

納車までの2週間が、それはそれは待ち遠しいこと待ち遠しいこと。

 

納車当日は、あいにくバケツをひっくり返したような大雨だったが、子供の頃の遠足に行く気分で、帰り道はドライブ気分だった。

 

 


しかし、

翌日朝に、なんと…….助手席側にドアパンチ(隣のクルマにドアをぶつけて傷やへこみを作ってしまう行為)による凹みを発見。

 

ウキウキ気分も吹っ飛び、ディーラーに連絡するも、「当初からあった」とのつれない回答。

納得がいかないが、色々ネットで調べると…..

中古車は「特定物」売買にあたり、一般的に確認できるキズならば、買い主もそれに納得して契約したとみなされる、様だ。
特定物(とくていぶつ) とは?
取引の目的物として当事者が物の個性に着目した物のこと。
 
つまり、見落としていた箇所については、修復費用は自身で負担しなさい、と言うことだ。
 
凹みは、上の写真に示す様にVの字型で、縦5センチくらいの小さなものだった。
 
「この程度で気にするこたぁない」とか「走るのに関係ないし、パッと見には分からない」などと、呪文の様に自分に言い聞かせた
……が、ムダ。見るたびに、ボクの目にはキズが風船のように大きくなっていった。
 
 
まあ、そんな性格なんだけど。
 
そんな訳で、行動に出ることにした。

まず、購入先(スズキディーラー)に電話し、「少し負けてくれるかも」と淡い期待を抱きながら、板金塗装の見積もり取ったら58,000円(納期も2週間くらいかかる)。
………なに?ぜんぜん値引きしてないんじゃ.?

次にオートバックス。ここは同じ板金全塗装で50,000円弱くらい(ここも納期1~2週間)。

そして、イエローハット。ここでは、部分塗装なら38,000円でOKとのこと。でも、少し塗った後が分かるかも?とのことだった(ここは1週間以内)。うーん、悩む。
 
これら3件以外にも、地元の板金塗装工場で格安を謳っている2、3件を当たったが、いずれも安くて40,000〜50,000円と言うところだった。しかも、買ったばかりなのに1~2週間も預けるのは、凄~く抵抗があった。で、気持ちもドアと同じ様に….
 
 
凹んだ。
 
 
ちょっとした凹みなのにこんなにかかる理由をきいたら、基本ドアの全塗装になるからということだった。
なんともったいないことか…..。
 
 
いやいや、絶対にあきらめない。「ヘビみたいなやつ」と言われていた過去の栄光(?)を忘れたのか!と自分に言い聞かせ、何とか簡単な方法はないかとネットであちこち検索しまくった。そして、たどり着いた方法が…..コレである。
 
「デントリペア」
 英語の綴りは「dent repair」で、そのまま欧米でも通用する単語の様だ(和製英語ではない)。正式には「ペイントレスデントリペア」と言うらしい。
どんな技術かというと、
特殊な専用工具を使って、ボディのヘコミを観察しながら、短時間でキレイに直す画期的な最新技術
 
なのだそうだ。この方法だと、以下の様な利点がある。
  1. 低予算(大きさにもよるが、小さいへこみなら、20,000円くらい)
  2. すぐ終わる(1時間~半日以内)
  3. ボデイへの負担がない(へこんだ箇所をゆっくり出すだけ)
  4. なので、多少大きくても中古査定時に事故車扱いにならない
 
色々探していくうちに、日向市に「神業」を持つという達人を見つけた。この方は、九州に3人しかいないと言われる「板金うちだし」の技術を持った田中敏幸さん(東郷町紘誠工房)だ
 
こんな神様みたいな方にいきなり電話するなんて、と少し躊躇したが、電話に出たのは人の良さそうなご婦人だった(ボクと同世代くらい?)。どうやらご在宅ではないようで、
 
「宮崎なら息子がやってますから、ここに連絡してみてください」
 
とのこと(後から息子さんに聞いた話では、残念ながら、お父さんは最近亡くなられたとのことだった)。
 
とにかく、日向まで出向くつもりだったので、すごく助かった。「神様」への好奇心はあったけど、そのお子さんなら間違いなさそう、…..と思い、お母さんと電話を切った後すぐに連絡した。
軽いノリで、「良いですよ」って感じで家まで見積に来ていただけることになり、わくわくドキドキの1週間だった。
 
お見えになったのが、30代くらいの好青年、田中隆彦さん(DENT KOSEI)。
 
見積の結果、16,000円!!、もちろん即決し、そのまま作業に入ってもらった。
 
で、約1時間後に終了。…..結果は以下のとおり。
 
どこにへこみがあったか分かるだろうか?
ボクには全然分からない。トシのせい? いやいや、分かる人がいたら、是非教えて欲しい。
ちなみに、少し下にも小さなへこみがあって、サービスで直していただいた(感激)。
 
ご本人の了解をいただいたので。最後に連絡先を載せておく。
DENT KOSEI 代表 田中隆彦
宮崎本店 880-0121 宮崎市大島島之内11048-2
携帯 090-4473-7268
 
 
 
 
以上、ボクのデントリペア体験記を書いてみた。
この記事が、少しでも、ボクの様な車トラブルの素人難民を救う助けになれば、とっても嬉しい。
 
 
 

 

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