新型コロナは怖くない!!(京都大学ウイルス研究所 宮沢孝幸先生は訴える)

雑記

これまで、3度にわたって、新型コロナ関連に対する客観的なデータに関する記事を掲載して来た。

 

新型コロナと他の感染性肺炎のデータを比較してみた。
最近のニュースは、連日コロナ一色の様相だ。 宮崎市でも、この数日感染者が増え続けており、2020年7月25日時点で、累計36人となった。
グラフで見る新型コロナの現状(死者数に注目すると???)
連日のコロナ報道を聞くと、本当に恐ろしくなる。 以下のグラフにも見られるように、「感染者数」の増加は4月を超える勢いだ。 データ出典元: CDC · WHO · ECDC · ウィキペディア · リストをすべて表示 ...
新型コロナの重症者、死亡者の現状はどうなってる?
これまで、2度にわたって、新型コロナ関連に対する客観的なデータに関する記事を掲載して来た。 その意図は、以下のとおりである。 世の中が、何か一方向に進みつつあるときは、一歩立ち止まって冷静にな...

 

 

 

その意図は、以下のようなものであった。

 

世の中が、何か一方向に進みつつあるときは、一歩立ち止まって冷静になって見ることも必要

 

もう、本当に書くつもりはなったが、最近になって、連日のようにメディアや一部の専門家?などが「PCR陽性者数」を毎日の様に連呼し始め、国民の不安も頂点に達していることに危機感を抱いくようになり、不本意がら再度関連記事を書くことにした。

科学者の端くれとして、もはや黙っていられない、という理由もある(何の力もないが…..)。

 

今回は、京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 宮沢孝幸(みやざわ・たかゆき)先生の記事を紹介しながら、コロナに対する正しい接し方について解説していきたい。

宮沢孝幸先生は、これまでに50種以上の動物や人のウイルスを扱い、細胞内レベルのミクロの研究からワクチン開発やその安全性まで、多岐にわたって研究を行ってきた。英語の原著論文200報以上、関連教科書の著述も多く、世界的に権威があるとされるサイエンス誌や米国科学アカデミー紀要にも論文を発表している。つまり、ウイルス研究に関しては、世界的権威である

 

引用記事は以下のとおりだ。

ウイルス学の常識があれば、新型コロナは怖くない「1/100作戦」こそ防疫の要諦(表現者クライテリオン2020年7月号)

見出しに沿って、ボクなりに簡略化し、出来るだけ分かりやすくかみ砕きながら解説していきたい。

それはもはや「未知のウイルス」ではない

先生が感じておられる強い危機感は「コロナ」そのものに対してではなく、「コロナ騒動の異常性」に起因するものが大きい。以下の表現がそれを物語っている(要約)。

新型コロナは、ウイルスの正体が明らかになった今となっても、以前と同じように人々は恐れおののき、平常心を完全に失っている。それは一般市民だけではない。市民を導く役目を負っている医者や知識人すらも、このウイルスの「真の姿」を一切見ずに、国民の心を奈落の底に突き落としている。それどころか、断崖絶壁から人々を突き落とさんばかりである。

ウイルスを知らない無責任なウイルス専門家たち

そして、ウイルス学を専門とする研究者たちの「ことなかれ主義」、「業績主義」に対する痛烈な批判を展開されている。世の中(国民)のために、正しいと思うことであれば、徹底的に議論を交わし、安易に妥協すべきではない、というご意見だ(研究者として激しく同意!!)。

研究者は、なぜかダンマリを決め込んでおり、世の中が誤った方向に突き進んでいるのを誰も止めない。…….今は非常時だ。白黒つける能力をもっているのであれば、「黒は黒、白は白」とはっきり声を上げるべきだ。

以下も、同じ研究の世界に身を置くものとしてスゴク理解できる。ウイルス学を○○学と置き換えれば、多くの学問に共通するのかも知れない。

今のウイルス学はかなり歪められている。なぜ歪んでしまったのかは、インパクトファクター(雑誌の格を示す指標)を中心とした業績主義である。

「ウイルス感染」はそんなに簡単に起こらない

人々が誤解しているものの一例として、ウイルス感染が容易には起こらないことをいくつか例を挙げて示されている。コロナも同様に簡単には感染しない様で、以下の説明が分かりやすい。

ウイルス粒子が100個あったら最大100個の細胞に感染する、というわけではない。ある程度の数のウイルスが集団で細胞内に侵入しないと感染が成立しないのだ。だいたい100個に1つが感染性を有していると考えられている。100個のウイルス粒子を感受性のある細胞に接種すると、だいたい1個の細胞が感染するということである。

専門家でも「ウイルス量」を正しく測定するのは難しい

今や、PCR検査を知らない人はいないだろう。しかし実際のところ、PCR検査の精度はかなり怪しい明らかに計算を間違えている研究者もいて、危機感を煽るような解説を全面的に信用してはいけない様だ。先生の記事から、理由の要点を挙げる。

  1. リアルタイムPCRを行うには、ウイルスから核酸(DNAやRNA)を分離するステップが必要であるが、その工程での核酸の回収率が厳密には分からない
  2. リアルタイムPCRでは核酸のコピー数を数えるが、それも実は条件によって大きく変動する
  3. ウイルスは単一のものではなく、常に核酸の変異が生じ多様な集団である。リアルタイムPCRは核酸の変異によって、その増幅率は著しく影響を受ける(増幅効率が下がる)。したがって、最先端のリアルタイムPCRでも、街で流行っているウイルスの量は正確には推定できない

「感染」するには、一定以上の感染性ウイルスの侵入が必要

この章は少し難しかったので、要点だけを抜き出して少し分かりやすく砕いたみたい。以下、スゴク大事なポイントだ。

長い歴史の中で、ウイルスと宿主(人間)は共生関係を構築してきた(たとえ病原性ウイルスであっても、集団レベルでは共生しているともいえる)。ウイルスにとって、宿主(人間)を早期に殺してしまったり、動けなくしたりすると都合が悪い。宿主がバタバタと死んでしまえば、ウイルスも絶えてしまうからである。このあたりのせめぎあいで、ウイルスも生き残りをかけ、ギリギリのところで人間との共生関係を模索してきたのである。

 

…..では、新型コロナウイルスの場合はどうなのかというと、宿主(人間)と共生関係を結びたい(平和的な)ウイルスの様だ。そして、さほどの感染性はない。

実際面に置きかえると……

新型コロナウイルスは空気感染しないと断言してもよいレベルである。その理由は以下のとおり。

基本再生算数(R0)という値がある。これは、集団が未感染者だけだった場合に、1人の感染者が何人に感染させ得るかということを示す数字である。新型コロナウイルスのR0は、WHOは1.4から2.5であることを発表している。国内では1.7程度と見積もられている。この値は、季節性インフルエンザよりも低い空気感染するウイルスや細菌の場合、R0は通常8以上なのだ(麻はしか疹は12~16、水ぼうそうは8~10、百日咳は12~17)。

初期のクラスター対策班の解析によっても、このウイルスは感染者が5人いたとして、他の人に感染させる能力がある人は1人とされている。そして、…..

感染者が他の人に感染させる時期は、発症前数日と発症後数日までで、感染後1週間ほど経てば、唾液中のウイルス数はおよそ1/100になる。つまり、体から出てくる感染性ウイルスをピーク時の1/100にすれば、他の人に感染しない。
…..この「1/100」と言う数字を頭の片隅に置いて欲しい。

ウイルス量を減らす「1/100作戦」で、感染はほぼ防げる

体から出てくる感染性ウイルスをピーク時の1/100にすれば他の人に感染しないとなれば、実行可能な感染予防策も見えてくる。その具体的な方法は…..

100万個の感染性ウイルスが手に付着するのだとしても、その量を1/100にするのであれば、水洗いで良いことになる。接触感染の場合、水で15秒間手を洗えば、手に残っているウイルス量は約1/100になるのだ。

この考え方をもとに、宮沢孝幸先生は「1/100作戦」というのを提唱されている。新型コロナウイルスの場合、目・鼻・口に付着するウイルス量を、ピークの1/100にすればよいということだ。

ゼロにすることを目指すのであれば、確かに石鹸や界面活性剤で丁寧に洗わなければならないが、実際上そこまでする必要はない。

 

飛沫感染(空気感染)も同様で、不織布のマスクをすれば比較的大きな飛沫はほとんどなくなる。お互いマスクをしていれば、感染確率はゼロに近づく。ただし、前にも書いたように、

空気感染は、コロナのR0値を考えれば、ほとんど無いといえる。
極めて狭い部屋で、感染者と何時間も一緒に会話したり、あるいは咳をしていたら、感染リスクは多少は出てくるであろう。それでもマスクをお互いにしていれば、感染確率は極めて低い。

敵はウイルスではなく、刷り込まれた思考である

先生は、最期に、コロナは「弱いウイルス」であり、過剰に恐れるべきではないとし、「1/100作戦」の実行で大丈夫と結ばれている(15秒手洗い、公衆でのマスク着用など簡単なことだけ)。

我々は新型コロナウイルスと闘わなければならないが、私からすると、このウイルスは知識だけで十分防ぐことができる、か弱いウイルスにしか見えない。知識で対抗できることが分かっているのに、それができない現在の状態を、とてももどかしく思っている。
とにかく冷静になって、私が提唱する「1/100作戦」を実行して欲しい。私も諦めずに啓発活動を続けていく。

 

また、先生の最後の言葉が今の世情を非常に良く表している。是非一読し、噛みしめて欲しい。

私には、人々が暗がりで柳の枝を幽霊と勘違いし、明るくなって柳を見ても、依然として幽霊だと信じているようにしか思えないのだ。最後一言つけ加えたい。私が戦っているのは、柳を幽霊と勘違いして、それに凝り固まってしまった人々の思考である。

おわりに

研究者としてのボクの考えとして、「研究成果」は、「特定の誰か」、ましてや「自分の名誉」などのためではなくて、多くの皆さん(国民)の幸福を目指すために生み出されるのでなければならない、と思っている(これが「本物の研究者」だと思う)。これは、国民の税金で研究させてもらっている大学や公設試験研機関の研究者であれば「当たり前」なハズだ。

 

しかし、今のご時世、「本物の研究者」は、残念ながら空気を読めない(忖度しない)「研究者」として、多くのバッシングを受けることが多い。報道機関や声の大きい人たちと異なることを言うからだ(つまり嘘が言えない)。でも、これだけは知っていて欲しい。

彼らの多くは、心の底から「みなさんの幸福のために」、自分の名誉を捨てて、時には命を賭して訴えているのである。

今回ご紹介した京都大学ウイルス研究所準教授の宮沢孝幸先生もその中のお一人だし、これまでに紹介してきた東京大学名誉教授の矢作直樹先生、中部大学総合工学研究所特任教授の武田邦彦先生、国際医療福祉大学大学院教授の高橋泰先生なども同様に必死に戦っておられるのだ。

 

イヤ~てれるなぁ(ボク)。

 

あんたは「本物のアホ研究者」。

 

……..。

 

最後に、数字を少し…..。

PCR検査の精度は上で述べたとおり(???)だが、その費用は概ね20,000円らしい。

そして、陰性になったとしても3日間程度しか保証されない(宮沢先生)。

仮に国民の10人に1人がPCR検査を受けたとして、ざっと計算すると、(2400億円/3日)となる。なんと3日間で2400億円だ。

…..で、陰性だから安心として「どんちゃん騒ぎ」をすれば、元の木阿弥で、また受けないといけない。

これを繰り返すと、なんと1か月で2兆4000億円にもなる。

 

…..国民全体にPCR検査をすべき、と言う声もあるが、皆さんはどう思われるだろうか?

 

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