えびの市の「白鳥温泉上湯」は、絶景に浸りながら露天風呂とランチが楽しめる

旅行

嫁の実家に墓参りに行くときは、帰りに「えびの高原」や「霧島温泉郷」に向かい、あちこち散策を楽しんだ後、どこかの温泉宿に1泊して宮崎に帰って来ることが多い。

そういえば、コロナのせいで、もう1年以上も墓参りに行ってないなぁ(え?計算があわない?)

…..と言うことで、約1年半ぶりにこのルートに臨んだ。

 

えびの高原」に向かう途中、いつも最初に立ち寄るところが「白鳥温泉上湯(うえゆ)」だ。

ココの展望露天風呂からの眺めは大変評判が良い。また、「白鳥茶屋」で美味しいランチを楽しみながらの絶景も捨てがたい。

「白鳥温泉上湯」の概要

西郷隆盛が心身を癒しに訪れた温泉。

白鳥温泉上湯は、征韓論に敗れた西郷隆盛が心身を癒しに訪れ、3ヶ月間も逗留したという歴史ある温泉だ。えび市街から県道30号線を「えびの高原」に向けて登る途中にある(以下のアクセス参照)。情緒豊かな木製の天然蒸し風呂や木の香漂う風呂の数々は、昔懐かしい風情を醸し出している。

入り口にある石碑

新政府内での征韓論に敗れて野に下った西郷隆盛は、明治7年7月から同年10月にかけて白鳥温泉に浴し、狩猟を楽しみ、地元の青年には指導を授けた。滞在中、心境を三篇の句に托している(展望台に漢詩碑が建立)。新政府内での征韓論に敗れて野に下った西郷隆盛であったが、鹿児島に帰ってなお援助や協力を求める訪客が絶えなかった。そのような事情から俗塵をはなれた清閑の地に、隠退したいという西郷の心境が察せられる。(えびの市史上巻より)

場所とアクセス

  • 電話:0984-33-1104 (白鳥温泉)
  • 駐車場:「白鳥茶屋」の前、20台くらい
  • アクセス(車):宮崎市中心部、宮崎空港から約1時間30分

写真

では、写真で振り返ってみよう。

白鳥茶屋を中心に

県道30号線に面しているので、とても分かりやすい。入口右には西郷隆盛の石碑がある。

白鳥茶屋」は、駐車場に面している。とても素朴で趣のある木造の建物だ。

ボクのイチオシは、「たまごかけご飯」だ(400円)。ご飯、みそ汁、新鮮なたまご(2個付き)のコラボがたまらない。

嫁は、秘伝のだしを使った「天ぷらそば」をいただいた(確か600~700円だった)。少し分けてもらったが、評判通りだしが美味しかった。

白鳥茶屋」からの眺め。遠くにえびの市街と人吉方面の山々を望むことが出来る。絶景だ。

白鳥茶屋」の右横に「天然蒸し器」があった。卵を持参すれば、蒸し器に入れて天然温泉卵がいただける。温泉に入っている間入れておいて、湯上がりに食べる温泉卵は格別らしい。

温泉を中心に

実は、ココの温泉には長く入っていない。これから「えびの高原」などでハイキングを楽しむので、どうしてもタイミングが合わないのだ。しかし、評判は非常に高く、遠くは宮崎市内からでも訪れる客がいるほどだ。…..なので、感想ではないが、紹介だけしておく。

入り口横に、入浴時間、宿泊、休館日などの説明版があった。料金は、大人(中学生以上)1人につき 310円、小学生1人につき 220円と安い!!

内風呂。泉質は弱酸性の単純温泉で、湯は源泉かけ流し。源泉の温度が50度と高めなので、山の水を少し加えて適温に調節しているとのことだ。

露天風呂。眼下に広がるえびの市の風景が気持ち良さそう。地形は加久藤カルデラに由来する加久藤盆地という盆地になっていて、冬場はかなり冷え込むそうだ。

内風呂から5分ほど行くと「地獄」があり、吹き上がる蒸気を見ることができる。

地獄」の蒸気を利用した天然の蒸し風呂。小屋の下は地獄になっており、そこから蒸気が上がってくる。温度は60℃ほどあり、かなり熱いらしい(以上「知られざる地元の名泉」より)。

おわりに

今回の体験談は、「白鳥温泉上湯」の温泉ではなく「白鳥茶屋」のランチだ(「白鳥温泉上湯」は機会をみてレポートしたい)。

ボクの完全な主観になるが、白鳥茶屋」の最大のオススメは「たまごかけご飯」だ。こんなに美味しい「たまごかけご飯」は食べたことがない。たまごの新鮮さは当然のことながら、ほかほかご飯と少し甘めのみそ汁のコラボが、もうたまらない。

 

 

次は、この日、初めて宿泊した「さくらさくら温泉」の体験記を書こうと思う(気が変わらなければ)。

 

 

 

おわり

 

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