「携帯用睡眠時無呼吸検査装置(SAS-2200)」を体験してみた|※コロナじゃありません

雑記

2年半ほど前に、「冠攣縮性狭心症」の診断を受け、それ以来、2~3か月に1度、都城市の循環器内科に通院している。

 

 

その話は別の機会にするとして、先日、お医者さんに、このところ「眠れない」との相談をしたら、色々聞かれた結果「睡眠時無呼吸症候群」の疑いありと言うことで、検査を受ける羽目になってしまった。

そのやり取りを要約すると、以下の様なものだった。

  • (Q)運動した日は良く眠れる?
  • (A)いいえ(運動とかは無関係)
  • (Q)眠れない日は頻繁に起こる?
  • (A)はい(続くときは数週間で、ほぼ毎日)
  • (Q)いびきは?
  • (A)👹とは寝室が異なるので不明。ただ、旅行中、ホテルなどで一緒に寝ていると、寝息がうるさい、と言われる(お互い様)。
  • (Q)夜中に何度も起きる?
  • (A)はい
  • (Q)仕事中に眠くなったりする?
  • (A)いいえ
  • (Q)運転中は?
  • (A)車通勤しているが、帰り道で凄く眠くなることが良くある

このやり取りのあと、「睡眠時無呼吸症候群」の疑いあり、と言うことで、検査を勧められた。

どうやら、運転中の眠気を危険視されたようだった。

…..「しまった、大げさに言いすぎたか」、と思ったが仕方がない。なんでもかんでも大げさに言う癖は治らないのだ。

亡父から「スギたろうはうどん屋の釜だな」…..などと言われていたのを思い出した(前に言ったかもしれないが)。「湯(言う)ばっかり」と言う意味らしい。誰に似たんだろう(泣)。

 

……ということで、今回は、「携帯用睡眠時無呼吸検査装置」を体験したので、感想を綴ってみたい。お心当たりのある方は、是非参考にして欲しい。

お名前.com

「睡眠時無呼吸症候群」って?

先ずは簡単に説明を…..。
睡眠時無呼吸症候群」(SASとも言うらしい)は、寝ているあいだに何度も呼吸が止まったり、浅くなったりする病気で、ほとんどの場合で激しいいびきを伴う。

日中も眠気を感じ、集中力が低下して事故の原因となることもあるらしい。また高血圧症を合併しやすく、脳卒中や心筋梗塞、糖尿病との関連も指摘されている。

その定義は、「7時間の睡眠のあいだに無呼吸が30回以上、または1時間の睡眠中あたり5回以上の無呼吸がみられた場合」とされている。

「無呼吸」とは10秒以上息が止まること。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は、原因によって閉塞性(のどの空気の通り道が狭くなる)と中枢性(脳の指令がうまく働かなくなる)の2種類に分けられるが、そのほとんどを閉塞性が占めている。
中枢性は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害や心臓疾患でみられ、とくに心不全との関連が強いといわれている。
※以上、「LIFULL senior」さんのHPより抜粋させていただいた。

検査の手順

病院で予約

診察終了後、「携帯用睡眠時無呼吸検査装置賃貸借・データ処理」同意書に記入し(以下の写真参照)、貸与料2,000円を支払った(保険診療なので高くはない)。

自宅で出来るそうなので、やってみることにした。……と言うか、ここまで自分で吹いといて「いや結構です」…..とは言いにくい(😓)。

自宅に検査装置が送られて来る

診断から1週間ほどで「携帯用睡眠時無呼吸検査装置」が送られてきた。装置名は「SAS-2200」だ。

  • 左は梱包状態。縦横25センチ、厚さ5センチ、重さ数百グラムくらいで、思ったよりも小さい
  • 右は開けたところ。返送しやすいように封はされておらず、返信用の封筒と送り状も入っていた。

中を開けると、こんなものが同梱されていた。

実物はこんな感じ(第1印象=めんどくさそう😭)。

あとは、同封の操作ガイドにしたがって装着し、スイッチを入れて就寝だ。

早速やってみた

検査方法としては、寝る前に……

  1. 本体を手首に装着する
  2. SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)プローブを指に装着する
  3. カニューレを鼻に装着する

という3つの準備が必要(リストバンドやサージカルテープでしっかり固定する)。

SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)プローブは、体の酸素状態を見る機械。睡眠時無呼吸症候群の方は、気道が狭くなることで酸素がうまく取り込めず、低酸素状態になる。この状態になったか否かを、指につけたSpO2プローブで確認する。
カニューレは、呼吸の空気の流れといびき音を確認する。
以上により
  • 呼吸状態
  • 酸素状態
  • いびきの状態

を調べていくことができる。

まあ、見本通りになっているかな?

左下のスイッチを入れると、本体の液晶部分に、メモリ時間、呼吸の状態、脈拍数、SpO2が表示される。

これで準備OK。就寝だ🔥!!

 

感想

やる前は、正直言って凄く不安だった。得体の知れない装置で体を拘束されるんだし、ただでさえ眠りが浅いのに、ひょっとして全然眠れなかったらどうしよう…..、とか、考えただけで眠れなさそうだった。注意書きを見ると、3時間以上眠れない時はやり直しなのだ(拷問か??)。

…..で、結論を言うと、意外にいつもと同じ、22時に床に就き(これは少し早め)、30分ほどうつらうつらしていたが、いつの間にか眠りに落ち、いつもの様に2時、4時、5時ごろに目が覚めた(今日はスマホを見ないように我慢我慢!)。

ともあれ、3時間以上はクリアできたので、ほっとした。

あとは、以下のアンケートに記入して、装置と一緒に返送するだけだ。

 

……と言うことで、終わってみれば、以外に簡単だった(めんどくさいけど)。

お名前.com

おわりに

携帯用睡眠時無呼吸検査装置」は、自宅で検査ができるため、仕事を休んだり日常生活の予定をずらす必要がない検査だ。取り付けるだけで全く痛みもないし、特別な準備も必要ないため、気軽にできるのが大きな利点だろう。

それでも、めんどくさく感じるかも知れないが、少しでも中枢性(脳の指令がうまく働かなくなる)の可能性のある方は、検査しておいた方が良いかも知れない。

ボクの場合は、中枢性の可能性が皆無ではなさそうなので(「一過性脳虚血発作」&「冠攣縮性狭心症」のため通院中)、一応、受けておいて正解だったのだろう(結果は後日アップしたい)。

 

それ以外でも、不眠に近い方で、勤務中だるいとか、運転中異様に眠くなるなど、お心あたりのある方は、一度試してみてはいかがだろうか?

 

 

おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました