本当にGo Toトラベルは新型コロナ感染拡大の要因なのか?

雑記

全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が加速している中、Go Toトラベルが最大の原因として、マスコミなどから悪者扱いされている様だ。

 

しかし、Go Toトラベルが最大の原因であると証明する数値データは見られない

 

そんな中、福岡市長の高島宗一郎氏は、自身のブログ上で「Go Toトラベルとコロナの感染拡大との相関関係はない」と主張されている(以下のグラフ参照)。

私的には、中身云々に触れる前に、公のデータに基づいてご自身の意見を述べられる高島市長のご姿勢は本当に素晴らしいと思う(本来はこれが当たり前なのだが…..)。

確かにグラフを見ると、Go Toトラベル開始後、宿泊施設の稼働日数は増えているものの、感染者数はそれとは全く連動していない。

 

高島市長は、

Go Toトラベルで政府を批判しておしまいではない。家にいても旅行や出張に行っても基本的な対策は変わらない」。

とも述べられている。まさに正論と思う。

 

しかし、その後もGo Toトラベルがコロナ感染拡大最大の原因とも取れる報道が毎日の様に続いている。

 

このあたり、大変気になっていたので、自分でも公表されているデータをもとに新型コロナウイルスの感染拡大の要因に迫ってみた。

 

新型コロナとGoToトラベルの関係

感染者数との関係

以下で用いるデータの出典元は、CDC · WHO · ECDC · ウィキペディア · The New York Times などである。ベースとなる各グラフに必要な情報を書き込んだ上で解説したい(2020年12月28日現在)。

 

PCR検査の陽性は、暴露後3日め(発症2日前)から発症後15日がほとんどだ。また、他者への感染可能期間は、暴露後3日め(発症2日前)から発症後10日目までだ(医療法人愛礼会ホームページより)。

以上を考慮すると、仮にGo Toトラベルが要因であれば、開始後2週間以内には感染者数が増え始めるはずだ。しかし、グラフを見るとそうはなっていない。

つまり、上のグラフは「Go Toトラベルがコロナ感染拡大の要因ではない」ことを示しており、前述した高島市長の主張とも整合性が取れている。

 

気になるのは、ここ1か月半くらいに急増している点だ。これについては後で述べる。

 

死亡者数との関係

死者数の場合、当然に感染者数グラフよりも右側にシフトする。上に述べた様に、Go Toトラベルがコロナ感染拡大の要因ではないので、当然ながら、全く関連性は認められない。

 

ここでも気になるのは、ここ1か月くらいに急増している点だ。以下、これについて考えてみる。

 

新型コロナ拡大の要因は?

作家の門田隆将氏が、昨日(2020年12月27日)のTwitterで以下の様に述べられていた。

「変異種対応で外国人新規入国を来月末まで停止する日本。だが、中国や韓国など11地域と合意した2国間ビジネス往来による入国は続行する。PCRの陰性証明も入国時検査もなく…..(以下略)」

 

これには驚いた(この記事を書くきっかけになったのだが….)。

早速、先ほどのグラフに「11/1の入国制限緩和」の日を重ねてみると……

 

 

ボクには「入国制限緩和」の日から数日以降に新型コロナウイルスの感染が拡大している様に見えるが、皆さんはいかがだろうか?

繰り返しになるが、他者への感染可能期間は、暴露後3日め(発症2日前)から発症後10日目までだ。

先ほども述べた様に、死者数の場合、感染者数グラフよりも右側にシフトする。グラフを見ると「入国制限緩和」の日から2~3週間で死者数が急増しており、入国制限緩和がコロナ拡大の要因と疑われても仕方がないのではないか、…..とボクは考える。

 

おわりに

考えてみれば、冬になれば感染者数が増えるのは当初から予想されていたことである。今回触れた「入国制限緩和」もあくまで可能性を述べたものであり、それ以外も含めて、拡大の原因と防止について議論することはすごく大事だろう。

 

仮に入国制限緩和が要因の一つであっても、これが犯人なのに政府は何やってんだ、と一方的に攻める気はない(もちろん改善はすべきと思うが)。

 

重要なのは、こんな時こそ国民一人一人が冷静になることだろう。京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 宮沢先生の受け売りだが、敵はウイルスではなく、刷り込まれた(ボクらの)思考である。

そして、残念ながら、刷り込もうとする人たちがいるのも事実と言わざる負えない。

 

 

 

コロナに対する正しい接し方については、以下の記事を参考にして欲しい。

新型コロナは怖くない!!(京都大学ウイルス研究所 宮沢孝幸先生は訴える)
これまで、3度にわたって、新型コロナ関連に対する客観的なデータに関する記事を掲載して来た。 その意図は、以下のようなものであった。 世の中が、何か一方向に進みつつあると...

 

 

おわり

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