数日前、1年ぶりの定期健康診断に行って来た。
そういえば、昨年は身長が1cmも縮んでいてびっくり😲。
検診担当の方に再測定をお願いし、
「頭を押さつけないでね」
…..などと馬鹿な「いちゃもん」を付けたことを思い出す(結果はほぼ同じ(😭)。

そして今回は、
「今年は大丈夫でしょ」
…..などという「何の根拠もない」自信を抱きながら、身長測定に臨んだ(はい、ポジティブ野郎です😓)。
…..しかし
あ~!!、今年も4mm身長が縮んでる😲。
「こりゃ大変!!」
……ということで、今回は、トシを取って身長が「縮む原因」と「逆に伸ばす方法」(せめて縮むのを止める方法)をあれこれ調べてみたので、以下に解説してみる。
加齢によって身長が縮む原因は?
加齢によって身長が縮む原因には、以下のようなものが挙げられている。
水分量の減少と椎間板の退行性変化
年齢を重ねていくと、身体の水分量が減少する。成人の体内水分量は60%程度だが、高齢者では50%だそうだ。この水分減少は、背骨の間に位置している「椎間板」(下図参照)を収縮させ、結果として身長の低下をもたらす。
背骨は全部で23個の「椎間板」を持っている。仮にこの「椎間板」が1個に付き1㎜縮んでしまったとしたら、身長は2.3㎝低くなる。さらに、1個に付き2㎜だとしたら、4.6㎝も低くなってしまう😲。
筋力の低下と姿勢のゆがみ
上に挙げた水分量の減少も手伝って、放っておけば機能が低下する「椎間板」や靭帯の仕事をフォローするできるのは、なんと言っても「筋力」だ。当然のことながら、「筋力」の低下は猫背や左右に曲がった背骨、O脚やX脚などの姿勢のゆがみをもたらし、結果として身長の低下につながる。
骨粗しょう症による背骨の変形と圧迫骨折
「骨粗しょう症」は、骨がスカスカになる病気だ。日本では一般的に40歳以上で発症し、加齢に伴ってその割合が増えている。また、女性の方が男性より約5倍も多く、とくに閉経による女性ホルモン分泌の低下が影響しているらしい。
「骨粗しょう症」になると骨が弱くなるため、体重などの圧迫がかかるだけでも背骨がつぶれ骨折することがある。また、この症状によって背骨の変形が起きることも、身長が低くなることの要因だ。
(※文献:Rebirth 新しいあなたに生まれ変わる健康blog、ワダカル広場、MAG2NEWS)
身長を伸ばす方法は?
上に挙げた身長が縮む原因のうち、水分量減少は避けられないが、 筋力低下や骨粗しょう症などについては、生活習慣などによって予防することが可能だ。
以下のような点を意識したい。
無理のない範囲で筋肉を鍛える
加齢によって筋力低下が著しいとされているのが足の筋肉だ。疲れない範囲で散歩したり、日常生活に無理なく取り入れられる体操などを行ったりすることで、足を中心にしっかりと筋肉を使って筋力を維持しよう。
運動をするための時間が無い、という人は通勤の電車の中で座らずに立ったままでいたり、エスカレーターではなく階段を使ったり、といったことでも骨の成長を促すために必要な運動としては十分だ。また、座っている間に正しい姿勢でいることで、骨の歪みを防止するだけでなく、背を伸ばすための運動にもなる。
栄養バランスの良い食事をとる
骨の主成分であるカルシウムや、それを効率よく吸収するために必要となるビタミンD、マグネシウム、リン、たんぱく質などを食事からバランス良く摂取することが大切。
喫煙と過度の飲酒に注意
タバコは血流を悪くし、カルシウムの吸収を妨ぐが、お酒については適量なら問題ない様だ。ただし利尿作用があるため、体内に吸収されたカルシウムが必要な分まで排泄される可能性があり、飲み過ぎには注意が必要。
ストレッチで骨格のゆがみを整える
骨格のゆがみには、上にも挙げた様に猫背やO脚などが挙げられる。これらを解消することで身長が伸びたケースは多いらしい。骨格のゆがみを解消する運動としてはストレッチが最も手軽で、例えば、O脚によるゆがみの原因は骨盤にあるとされているので、可動域を広げるストレッチがおすすめだ。骨格全体のゆがみを整えたいのであれば、ヨガやピラティスもおすすめだ。
ストレッチについて色々検索したところ、身長の伸びに効果のありそうな方法がたくさんあった。ここでは、ボクが見つけた効果のありそうな(評価の高い)方法を2つほど紹介しておく。
① 大人でも身長が伸びる!?たった4分で身長を伸ばすためのストレッチ
以下の様な手順で行う。
- 横になって伸びをする。両手を前に組んで上に伸ばし、同時に足も延ばす(上下に引っ張りあう感じ)。
- 座った状態で両足を延ばし、片方の踵を持ち上げてふくらはぎを内側に両腕で支えて左右に振る。これにより、股関節が緩んで、周りの筋肉の緊張や凝りをほぐす効果がある。
- 正座をし、ふくらはぎを外側にしながら仰向けになる。これにより、前ももの筋肉がほぐれる。
コレ、実際にやってみたところ、特にステップ2の効果が目に見えて実感できて、とても感動した。
以下の様な手順で行う。
- 第一体操 仙腸関節・股関節を柔らかくし、膝のこりを取る体操
- 第二体操 大腿二頭筋、下腿三腿筋などの屈筋、すなわち脚の裏筋を伸ばす体操
- 第三体操 内転筋を伸ばして、骨盤を広げる体操
- 第四体操 第一体操は脚の外、第二体操は後、第三体操は内、そして前を伸ばす
これは、以前に腰痛予防で紹介した方法だが(以下参照)、①の動画に似た部分もあり(特に第四体操)、併せて実践すると日々の健康維持も含めて効果が期待できそうだ(ただし、経験上コレ単体では背は伸びないと思う)。

おわりに
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