今回は、主に、ボクが選んだマイル取得方法と、その理由でについて説明したい。
ちなみに、前回言い忘れたが、ここでは、特別な表記がない限り、ANA(全日本空輸)についての説明が中心となる(SNA(ソラシドエア)については、その都度補足したい)。
前回の復習&補足であるが、陸マイラーが貯めたマイルをどう使うかは、多くの場合、以下のいずれかになる。
SFCカード(スーパーフライヤーズカード)の申込み条件となる所定のプレミアムポイントを貯めるには、「特に飛行機に乗る用事もないのに、何度も搭乗し続ける」ことが必要となる。これが「SFC修行」と呼ばれる所以らしい。
前回述べた様に、SFCカードは特典がスゴイので、若い人はこっちを選んだ方がイイかもしれない。
前回述べたSFCカード取得者の特典の一つ、ANAラウンジ の魅力は捨てがたいが、内容は劣るものの他に方法もあるし(別途に説明予定)、何より還暦過ぎた人間には、体力、使う期間の両面で、あんまり勧められない。生涯有効と言ったって、そんなに長くはムリ(汗)。
とにかく、「貯まったら修行ではなく楽しむことがベスト」、と言う考えに基づいている。
…..前置きが長くなってしまった。嫁から、ペンネームを
「講釈タレたろう」
にしたら?、と言われてしまいそう…..
そういえば、亡くなった父からは…..
父 「スギたろうは、❝ うどん屋の釜 ❞ だな」。
ボク ???
父 「湯ばっかり」(注: 言(ゆ)うばかり)。
嫁、息子、娘…..
…….いけね。また話がそれてしまった(汗)。
マイル取得方法について
マイル取得方法でよく知られているのは、以下の方法である(詳細はこちらをクリック)。
航空会社を利用して貯める
皆さんご存じの方法である。つまり、マイレージカードを発行している航空会社(ここではANA)の飛行機に乗ることでマイルが貯まる、というもの。また、ANA以外でも、提携しているほかの航空会社のフライトを利用しても、マイルを貯めることができる。
ANAは、スターアライアンス加盟航空会社なので、アシアナ航空、エバー航空、エアカナダ、中国国際航空、エアインディア、ニュージーランド航空、オーストリア航空、ブリュッセル航空、ポーランド航空、ルフトハンザ航空など、26社のうち、いずれの航空会社を利用してもOK、ということになる。
クレジットカードで貯める
これも、多くの皆さんがご存じの方法である。提携会社にもよるが、クレジットカード利用では、「100円=1マイル〜2マイル」で貯まることが多い。日々の生活の中で意識をしてカードを利用することや、カード作成のキャンペーンを利用することで、飛行機に乗らなくてもマイルを貯めることもできる。
たとえば、1年で100万決済する方であれば、一年で1万マイルたまるので、国内旅行航空券に交換することのできるマイル数ためることができる。ちなみに、以下のカードが良く知られている。
①ANAアメリカン・エキスプレス・カード(年会費7000円)
これがNo1とも言われている。無期限にANAマイルが貯められるのが特徴。100円で1マイルが貯まり、毎年カードを継続する度に1,000マイルプレゼントされる。私的には、空港ラウンジが同伴者1名も含めて無料、というのが最大の魅力だ(ただし、カードラウンジなのでANAラウンジほどの豪華さは無い)。また、ゴールドカードだと、空港のビジネス専用チェックイン、手荷物無料宅配サービスなど、海外旅行向けの充実したサービスが付加される(でも、年会費31000円は高いかな……..)。
②ANA JCB 一般カード(年会費初年度無料、2年目以降2000円)
これも100円で1マイルが貯まり、年間利用額50万円以上で翌年獲得ポイント10%アップ、年間100万円だと20%の大幅アップというのが魅力。セブンイレブンやENEOS等のANAカードマイルプラス対象店舗でのカード利用で、通常ポイントに加え100円か200円毎に1マイルがたまるのも魅力。
③ソラチカカード(年会費初年度無料、2年目以降2000円(税別))
これは、ボクが一番お世話になったカードで、ANAカードとPASMOの機能がひとつになった優れもののカードである。オートチャージ機能搭載なので、出張時などにかなり重宝した。なにより、貯まったポイントがマイル移行できるので、空(ソラ)でも地下鉄(チカ)どこでもとにかくマイルがたまるのが最大の魅力。…..ということで、まさに陸マイラー必携である(詳しくは、「陸マイラーになってみた(その3)」を見て欲しい)。
ポイントサイトで貯める
これが、ボクが陸マイラーになって、最も活用した方法である。
ポイントサイトというのは、簡単に言うと、
「ポイントサイトを経由して、色々なサービスを受けることでポイントが貰える仕組み」
である。
現在、ボクは、以下の7つに登録している。
- ポイントタウン
- ポイントインカム
- モッピー
- ちょびリッチ
- げん玉
- ライフメディア
- ECナビ
これらは、いずれも安心して使えるサイトであり、少なくともボクは、1度もトラブルらしい経験をしたことがない。
…….で、なぜこの方法を採用したかというと、
「他と比べて圧倒的に効率がいいから!!!」
1 航空会社の場合
例えば、東京~札幌便の往復は約7万円。通常のマイルは1020マイル。ダイヤモンド会員かつゴールドカードを所持していたとして 、120%のボーナスマイルがつくので、往復で2244マイル。
つまりダイヤモンド会員だとしても44.5往復で312万円、平会員だと98往復で686万円かかる。
2 クレジットカードの場合
マイル取得の王道は、航空会社提携のクレジットカードの利用である。ではクレジットカードで10万マイルを貯めるには、どのくらい買い物をすればよいのか?
ANAマイラーでは、ゴールドカードを作って貯めているケースが一般的だそうだ(※ちなみに私は作っていない)。その場合、通常1%のマイル還元率で、即ち1,000円決済で10マイル。これだけで10万マイルを貯めようとすると、1000万円の決済が必要。
仮に年200万円決済したとしても5年かかる計算である(そのころボクはもう徘徊しているかも???)。ANAマイルの期限は取得から3年なので、クレジットカードだけで貯めるのは現実的とは言えないだろう。
3 ポイントサイトの場合
ここは、ボクの実例で悦明する。
ポイントサイトを経由によるクレジットカード契約で、エムアイゴールドカード(20600マイル)の経費が10800円(年会費)、ドコモゴールドカード(20200マイル)の経費が10800円(年会費)、居酒屋モニター(59500マイル)の経費が73500円(全部胃袋の中)、つまり…..
9万5千円で達成した。
しかも、このうち6割くらいは、飲んだり食べたりしたオマケに付いてきたものなので、お得感がハンパない!!!!!
また、2つのゴールドカードも、空港のカードラウンジや(ANAラウンジほどでは豪華ではないが、無料のソフトドリンク付きでゆっくりくつろぐことは出きる)、別途のポイント付与などで、年会費のもとは取れている。
ボクがポイントサイトを利用した最大の理由がお分かりいただけただろうか?
…..さて、ポイントサイトで貯まったたポイントの交換先(例)、は以下の様なもので、非常に幅が広い。
- 現金(楽天銀行、ゆうちょ銀行、三井住友銀行、ジャパンネット銀行、その他銀行・信用金庫等、PayPal…..)
- ギフト券(Amazonギフト券、Google Play ギフトコード、Gポイントギフト、QUOカードPay…..)
- 電子マネー(WAONポイント、nanacoポイント、LINE ポイント、Tポイント、楽天ポイント、dポイント)
- 他社ポイント(PeX、ドットマネー by Ameba、ワールドプレゼント…..)
で、もちろん、ボクの場合は、ほとんどすべてマイルに交換している。
…..もちろん、この一覧からは手順が分からない。
少し複雑なので次回に詳しく説明したい。
……ということで、今日はここまで。
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