パソコン付属のMicrosoft Office「ストアアプリ版」は、すぐに「ディスクトップ版」に入れ替えよう|無料で出来る

雑記

1年半前に、ノートパソコンを購入した。

これがなかなかの高性能で、毎日快適に使っていたのだが(何より早いのが嬉しい)、1点だけスゴク大きな悩みがあった。

他のパソコンで作ったPowerPoint(以下、パワポ)のファイルが、このパソコンで表示すると「文字化け」、…..というかうまく表示されないのだ(以下の図を参照)。

 

左図は、「他のパソコン」で作成したパワポ。右図は、同じパワポを「ボクのパソコン」で表示した時の画面。こんな風になってしまう(泣)。

 

 

これでは、自宅でパワポ作成を行うことが出来ない。特に講演などの予定が迫って来ると、資料のチェック(加筆・修正等)を自宅ですることが多くなるのだが、何もできなくて本当に困り果てていた。

 

長~い悩みの末、本日、一念発起してネットであれこれ調べてみたところ、ついに解決策を発見!!!

 

…..先に結論を言うと、

購入時にインストールされているMicrosoft Officeが、「ストアアプリ版」であることが原因。「デスクトップ版」に入れなおすことにより解決した。

「ストアアプリ版とディスクトップ版の違い」を知るにはここをクリック

今回の件以外でも、「ストアアプリ版」だと以下の様な問題を生じることがある様だ。

  1. Outlookのメールが送れない
  2. 添付ファイルを開くアプリを毎回聞かれる
  3. 日本語入力の設定がうまくいかない
  4. はがき印刷が使えない

「パソコン教室・キュリオステーション志木店」さんのブログより

 

…..ということで、今回は「ストアアプリ版」を「デスクトップ版」に入れなおす手順を中心に解説していきたい。

対象となったパソコンの概要

先ずは、今回対象となったパソコンのスペックを略記する。

製品名: HP Spectre x360 13-ap0000

  • CPU:インテル® Core™ i7-8565U プロセッサー (1.80GHz-4.60GHz, インテル®スマート・キャッシュ 8MB) 
  • 実装RAM: 16GB オンボード (2400MHz,DDR4 SDRAM)
  • システム: Windows 10 Home (64bit)
  • ストレージ: SSD 512GB(PCle NVMeM.2)
  • OS: Windows 10 Home (64bit)
  • OSソフト: Microsoft Office Home and Business 2019
  • 画面サイズ: 13.3型ワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ 
  • 無線LAN: IEEE802.11a/b/g/n/ac(MU-MIMO) Bluetooth5.0

なかなかカッコいいでしょ😃?

どうやって「ストアアプリ版」を見分ける?

最初に、インストールされているOfficeが「ストアアプリ版」か「デスクトップ版」かを見分ける必要がある。

手順は以下のとおりだ。

① 「スタートメニュー」を左クリックし、ファイル中の「Excel」を右クリック

 

②「その他」を右クリック。「ストアアプリ版」の場合、右赤枠内の様な表示が現れる。

(補足)「デスクトップ版」の場合は、右赤枠内の様な表示が現れる(項目が3つに減っている)。

 

「ストアアプリ版」から「デスクトップ版」へ

「ストアアプリ版」であることが確認できたら、「デスクトップ版」への入れ替作業を開始しよう。

手順は以下のとおりだ。

事前の準備

① 先ずは、Officeのライセンスがあることを確認する。プロダクトキーが分かっていないと、後で大変なことになるかもしれないので。

 

② マイクロソフトのアカウントにサインインし、「サービスとサブスクリプション」を左クリック

 

③ 上の様な表示が出てくればOKだ。念のため、アカウントが追加された日(パソコンセットアップの日)を確認しておこう(この画面はあとで使うので、最小化しておく)。

 

「ストアアプリ版」のアンインストール作業

④ 「スタートメニュー」を左クリックし、設定を左クリック

 

⑤ 「アプリ」を左クリック

 

 

⑥ アプリのうち「Microsoft Office Disktop Apps」 を左クリックし、「アンインストール」を左クリック。ちょっとドキドキするが、プロダクトキーが分かっているので、ためらう必要はない。

⑦ 直ちに「アンインストール」が始まる。しばし待てば完了だ。

 

「デスクトップ版」のインストール作業

⑧ 「サービスとサブスクリプション」を画面にもとに戻し(最大化し)、「インストール」を左クリック

 

⑨ 「バージョンを選択する」では、既定のバージョン(規定)が表示される。これだと元のOfficeと同じになってしまうので、右の「Ⅴ」を左クリック

 

⑩ Microsoft Office 2019の標準インストールは64ビット版なので、上から3番目の「Office Home & Business2019-64ビット」を選ぶ
64ビット版は32ビット版より多くのメモリにアクセスできるため、大きなデータの操作に適している。必須のアドインがある場合は事前に動作条件を確認して欲しい。「詳しくはこちら」

 

⑪ 上の様な表示が現れるので、「Office Setup.exe 」を左クリック

 

⑫ ダウンロードが始まる。「すぐに完了します」と表示されているが、ボクの場合は20~30分かかった。

 

⑬ 上の様な表示が現れたら成功\(^o^)/。すぐに閉じよう。

 

⑭ 最後にExcel などのOfficeアプリを開いてライセンス契約に同意する。コレで終わりだ(プロダクトキーを入れる必要はない様だ)。

 

⑮ 念のため、文字化けしていたファイルを見てみる。ボクの場合は例のパワポだが、上の様になおっていた。めでたしめでたし\(^o^)/。

 

おわりに

以上、パソコン付属のMicrosoft Office(ストアアプリ版)をディスクトップ版に入れ替える方法を解説してみた。

パソコンに関しては「ド素人」でも、自力で何とか解決できる様な時代になったのは、ホントありがたい限りである。

 

最後に、今回の記事がボクと同様の状況に陥った「パソコン難民」の参考になれば、とてもうれしい。

 

本記事の作業は、「パソコン教室・キュリオステーション志木店」さんのブログ、「株式会社とみや」さんのHP、「LOGOSWAREトラブルシューティングサイト」などが大変参考になった。もっと詳しく知りたい方は、これらのブログをご覧いただければと思う。

 

 

 

おわり

 

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