最近の暑さは、殺人的だ。
ここだけの話だが、昨日の散歩(約1時間)では、いつもよりクラクラしたり、動悸が激しくなった。
なので、途中でマスクを外した。
でも、このご時世、マスクなしだと睨みつけられたりする。
しかし、この暑い中、マスクを着けて散歩するなんて「ムリ!」
「…..ならどうして歩く?バカなの?」
…….と言われそうなので、今回は、熱中症対策についてのお話をしつつ、マスクとの関連も少し調べてみた。
(ちなみに、「歩かない」という選択肢は、ボクにはない。……..「バカ」です)
熱中症の概要
まずは、熱中症の概要を、少し書いてみる。
(※ドクターズファイルより抜粋)
熱中症とは何か
以下の様に定義されている。
大量に発汗し、体内の水分や塩分が失われたり、体温の調節機能が効かなくなったりした結果発生する症状の総称を熱中症という。気温と湿度が高い状態の中にいたり、激しい運動をしたりすることによって引き起こされる。
代表的な症状
だるさ、吐き気、めまい、あくび、顔の火照り、筋肉痛、筋肉の硬直、頭痛、高体温、大量に汗をかく、などが挙げられる。
深刻さの度合い
熱中症は、早く気づいて、早く対応することで予防できるが、初期症状はあいまいで、気づきにくいことがある。
以下のように、、症状は軽症から重症へと進んでいく。特に、初期の“危険なサイン”に気づけるようにしたい。
軽症
めまい、吐き気、だるさ、筋肉痛、足がつる
中等症
頭痛、嘔吐、脱力、判断力の低下、集中力の低下
重症
けいれん、意識障害
熱中症と感じたら直ぐにすることは?
すぐに以下の対策をし、必要に応じて救急車を呼ぼう。
(※以下、城西国際大学ホームページより抜粋)
体を効果的に冷やす
まずは日陰で涼しい場所へ移動し、着ている服を緩めて体を冷やすことが重要。首、脇、足の付け根など、太い動脈が通っている場所を、氷を入れた袋やアイスノンを使って冷 やす。動脈を冷やせば血液が冷えて、効果的に体温を下げることができる。
横になって体を休める
脱水状態では頭に血液が回りにくくなる(立ちくらみ、めまい)。頭に血液が回りやすくなるように、横になって楽な体勢をとる。
スポーツドリンクで水分と塩分を補給する
熱中症の脱水とは、汗のかきすぎによる水分と塩分の欠乏だ。できるだけ早く、十分な補給を。
救急車を呼ぶときの判断は?
頭痛、嘔吐、脱力、判断力の低下、集中力の低下(先に述べた中等症以上)などを感じたら、 救急車を呼ぶレベル、と考えて良い。
…..と言っても、軽症や中等症の症状は、ばくぜんとしてわかりにくい。しかし、この段階で気づかないと、急速に悪化していくので、注意が必要だ。
……いうことは、昨日のボクの症状は、ひょとして危なかった???
マスクの影響は?
厚生労働者のホームページ を見ると、熱中症とマスクとの関係を以下の様に説明している。
この様に、間隔が取れるのであれば、政府は、
「マスクを外す」ことを推奨している。
当たり前だが、この暑い時期に、屋外で3密でもないのにマスクをして歩くことの方がよほど危険だろう。倒れたりしたら、人様に大きな迷惑をかけることにもなる。
おわりに
繰り返しになるが、政府(厚生労働省)は、
マスクはし続けた方が良いが、…..
暑い時期は熱中症のリスクがあるので、マスクを常に着用する必要はない
……と言う判断を示していることを最後に確認したい。
参考までに、昨年、熱中症で亡くなった人の数は1,581人。うち65歳以上は1,288人。実に全体の82%にも登っている(厚生労働省調べ)。これらの数値は、コロナ死者数の1,065人(2020年8月12日時点)よりも多い。
以上を考えれば、新型コロナを軽視して良いと言うわけではないが、今の時期、特に高齢の方々は、注視すべき方向を少し熱中症にシフトした方が良いのでは、と個人的には思う。
…..さて、散歩に行く時間だ
え?言ってることとやってることが違う?
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