「西都原古墳群」の春といえば、なんと言っても桜と菜の花だ。例年、御陵墓前を中心に、桜2,000本、菜の花30万本が咲き誇り、素晴らしい景観に感動する。
桜の見ごろは先週で終わってしまったが、まだ菜の花の見ごろは終わっていないことを期待し、昨日は久々に「西都原古墳群」足を運んでみることにした。
基本情報
以前、詳しく書いたので、ここでは本記事に関連の深い情報のみを書いておく(※詳しくは以下の記事をご覧いただきたい)

場所
宮崎県西都市大字三宅字西都原
アクセス
- 車:宮崎市内から国道219号線を経由して約40分、東九州自動車道西都ICから約10分
- バス:宮崎空港から約1時間10分、宮交シティから約1時間、「西都」行き「西都バスセンター」下車、「西都バスセンター」からタクシーで約10分
公園案内
・入場料は無料
・駐車場は、第1、第2、第3古墳群のそれぞれに完備されている。また、それ以外に、大きな古墳の前にも設置されている。
・この公園は「花」を楽しめることでも有名。春になると約2000本の桜と約8haの畑一面に菜の花、秋にはコスモスが咲き、年間を通じて美しい自然を楽しむことが出来る(下案内図の中央付近)。
・問い合わせは、0983-41-1557(西都市観光協会)
菜の花って?
アブラナ科アブラナ属の花の総称。特にアブラナまたはセイヨウアブラナの別名としても用いられる。また、菜花(なばな)は、ナタネ、カブ、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カラシナ、ザーサイなどアブラナ科アブラナ属で主として花を食するものをいう。
なお、アブラナ属以外のアブラナ科の植物には白や紫の花を咲かせるものがあるが、これを指して「白い菜の花」「ダイコンの菜の花」ということもある。
今日の散策
それでは、写真を見ながら今日の足取りを辿ってみよう。
第一、第二古墳群を散策
ガイダンスセンター「このはな館」の駐車場に車を停めて散策開始。すぐ目の前に菜の花が広がっている。
イベント広場周辺の光景がスゴイ!! あたり一面が菜の花でまっ黄色だ!!
イベント広場前の表示。「TAKE FREE」は「ご自由にお取りください」の意味だが、菜の花(日本語)が分からない外国人はこの表示を持って帰ったりして…..(笑)。
面白くない!!
…….す、すいません。
イベント色場から北の方向を撮影。遠くの山々との融和が素晴らしい。
アップするとこんな感じ。ミツバチがたくさん来花してブンブン言っている。
「鬼の窟古墳」の周りにも菜の花が咲き乱れている。
その先の「第二古墳群」入り口付近には、遅咲きの桜が満開!!…..綺麗だ。
「第二古墳群」に入ってすぐの広場でランチをいただくことに…..。隣の👹からおにぎりを3個も食べさせられた。……苦しい。
その後の煎りたてコーヒー(兄作)がパンパンのお腹を癒してくれた。
古墳の上からイベント広場方面を望む。遠くに「お野立所」も見える(2004年4月25日の第55回全国植樹祭時の天皇皇后両陛下の御席だった場所)。
ランチのあとは、しばらく第二古墳群の「記紀の道」を散策した。
展望台へ(古代生活体験館の裏側)
ココに行くは予定はなかったが、通りがかりにあまりにも綺麗な花たちが目に飛び込んでいたので、立ち寄ってみた。
入り口はこんな感じ。とてもシンプルだ。
いきなり綺麗な花たちが迎えてくれる。
展望台に到着。結構な高さだ。
展望台から東方向を望む。すぐ下には花々、真ん中付近には「西都原考古博物館」が顔を覗かせる。
こちらは、展望台から西方向。山々が連なっていて絶景だ。
おわりに
今回は、菜の花を主役として「西都原古墳群」の春を記事にしてみた。
トータル60分ほどの散策だが、あまり疲れを感じさせず、大変歩きやすい。その理由は、ザックリ言って以下の2点だろう。
- 遊歩道が平坦で良く整備されていること、
- 全コースを通じて四季折々の光景がボクらを全然飽きさせないこと
…..と言うことで、年に数回はココを訪れている(その後の温泉も格別だ)。
前述したように、今日と明日(2021年4月10日、11日)は「西都児湯の菜の花まつりin西都原」と「菜の花の無料摘み取り」が行われるので、ご家族で足を運ばれてはいかがだろうか?
おわり
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