また怪しいメールが来た。1週間で3度目である。
こうも立て続けに怪しいメールが来ると、…本当に名前を変更すべきかも知れない。
※カモたろう
もう、詐欺メールの話題はやめとこう、…と思っていたのだが、今回は違う視点から見ていこう。
「楽天カード株式会社」を名乗る送信元から、以下のメールが届いた(2022年9月2日)。
メールの原文
以下、原文のスクショを張り付ける。完成度が高く、結構本物っぽい。
本文の日本語を見ると?
例によって、変な日本語は無いか検証してみよう。
あれ?見つからない。
何回読んでも、まともな文章に見えてしまう。
本物かも?
いやいや、これだけで信じてはいけない。
メルアドは?
次に、送信元表記(楽天銀行株式会社)をクリックしたところ、以下のメルアドが表示された。
…で、このメルアド(info@mail.rakuten-card.co.jp)をググってみたら…怪しいメールっぽい情報が色々出てきたが、以下(①~④)の情報が最も重要なチェックポイントとなりそうだった(「不審メールにご注意ください(楽天カード)」より)。
① メールの送信元ドメイン(@以下)
② 宛先
③ リンクとURL
④ お問い合わせ先
一つ一つチェックすると…
① ドメインはあっている(合格)
② 宛名に自分以外は含まれていない(合格)
③ リンク(上記の「お客様情報の確認はこちら」)をクリックすると、楽天会員のログイン画面が出てきた(合格)
④ お問い合わせ先は、「お客様サポート」へのリンクが示されている (合格)
あれ?…本物?
結論
…結論を言うと、これは本物である。
以下、根拠を示そう。
自分の中ではまだ10%くらいの疑いを持ちつつ、恐る恐るメールの「お客様情報の確認はこちら」をクリックしてみたら、「お客様情報の照会・変更」のページに飛んだ。
そこで、1部変更した上で一端ログアウトし、再度、楽天カードのHPからログインして訂正事項の確認を行ったところ、正しく訂正されていた。
もう一つの根拠として、Yahoo!メールやGmailに送られてくる場合、楽天ブランドシンボルの表示があるそうだ。ボクのメール(Yahoo!メール)にもちゃんと表示されていた(以下)。
さらに言うと、今回の場合、認証情報が示されていることも有力な情報だ(「yahooメール」より)。
…と言うことで、今回は本物だった。
まとめ
今回、始めは黒と信じてチェックして行ったら実は本物だった、…という自分としては珍しいケースだった。
実に疑り深い性格になったものだ。
※疑念たろう
とはいうものの、このご時世、多少疑り深いくらいがちょうど良いのかも知れない(悲しい現実だけど)。
…ということで、今回挙げたチェック事項などが、少しでも皆様の参考になればうれしい。
おわり
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