宮崎で海の絶景を味わいたいなら「都井岬」がイチオシ!!

散策

週末は、数年ぶりに「都井岬」まで足を延ばしてみた。

 

 

お目当ては、太平洋に突き出た先端の「都井岬灯台」から一望できる海のパノラマだ。

ココからの風景は、本当に素晴らしいの一言!!何もかも忘れて、脳の完全リフレッシュをすることが出来る。

個人的には、宮崎で本格的に海の絶景を楽しみたいなら「都井岬」がイチオシだ!!!

基本情報

まずは、いつもの様に、基本情報から…..

場所とアクセス

場所

宮崎県串間市大納字都井岬(←Yahoo地図が開きます)

アクセス

宮崎市内からだと、国道220号線や448号線などを経由して2時間くらい。

上の地図にもあるように、途中から日南市(南郷)からのアクセスと串間市からのアクセスの2通りに分かれる

これらのうち、日南市からのアクセスは「日南海岸ロードパーク」とも呼ばれ、日向灘の絶景を見ながらのドライブを楽しむことが出来るのだが…….

現在、「日南海岸ロードパーク」の一部(市木~都井間)が通行止めになっている(2020年11月14日時点)。

一方、串間市からのアクセスは、景色を眺めながらのドライブコースとはならないが、道路状況に問題はない。

あらまし

都井岬」は、日南海岸国定公園の最南端に位置し、「小松ヶ丘広場(夕日の広場)」、「ソテツ自生地」、「御崎神社」、都井岬観光交流館「PAKALAPAKA」、「都井岬灯台」などの施設で構成される。また「小松ヶ丘広場(夕日の広場)」付近からは、ところどころで「御崎馬」と出会うことができる。

御崎馬」は日本の在来馬のひとつとして国の天然記念物に指定されている。

※串間市観光物産協会HPより

 

ココの最大のウリは、太平洋に突き出た先端に位置する「都井岬灯台」だろう(※「御崎馬」は、馬が丸顔に見える友人がいるので見慣れている…..)。

都井岬灯台」は、灯台としては九州で初めて国の登録有形文化財に指定されたほか、九州で唯一、内部を常時公開している灯台らしい。大自然に包まれた、白亜の建物が眩しいばかりに白く輝いているのが印象的だ。

「駒止めの門」にて、御崎馬保護の協力金として車1台400円、バイク1台100円を徴収される。

 

写真で振り返ってみる

先ずは、「小松ヶ丘広場」の絶景に度肝を抜かれよう

「駒止めの門」を過ぎると、すぐに「小松ヶ丘広場」の絶景が迎えてくれる。

一帯が広大な広場になっている。風が強かった。

 

西の方向。右手前に都井の街並みが見え、その向こうの山頂には、たくさんの風力発電用の風車(23基)が並んでいる(2020年10月1日運転開始)。

なんと、ブレード長さ50.2m、全高さ136.5mもあるらしい(串間ウインドヒル株式会社 )。

 

南の方向。遠くに鹿児島県大隅半島の内之浦が見える。

 

北側の土手では「御崎馬」がのんびりと…..。

「都井岬灯台」のパノラマ絶景はスゴイ!!!!!

「小松ヶ丘広場」からは、一気に先端の「都井岬灯台」に向かった。

駐車場は20~30台くらい収容できそうだ。

 

駐車場から北側の景色。ここからでも十分に絶景だ。左側の海岸線「日南海岸ロードパーク」から南郷方面を望む。

 

駐車場から南側の景色。逆光なので、夕日みたいな雰囲気。ロマンチックかも。

 

駐車場から100mくらい坂を上って行くと、入り口がある。

参観時間は、9時~16時30分。参観寄付金は300円だ(中学生以上)。

 

ここから上がっていく。

宮崎県建築百景」の一つに選ばれており、全国でも珍しい屋上庭園式になっている。また、この灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれている。

 

入り口に地図があった。128㎞先の屋久島からも視認できる様だ。

さあ、登ってみよう。

 

レンズは第3等大型フレネル式、灯質(とうしつ)は、単閃白光(毎15秒に1閃光)、実効光度530,000カンデラなんだそうだ。

良く分からないが、スゴク明るいのだけは想像がつく。

 

灯台から東方向の眺め。筆舌に尽くしがたいほどの絶景に息をのむ。

 

灯台から西方向の眺め。大隅半島まで一望できる。

 

灯台から南方向の眺め。もはや言葉もない。

 

灯台から北方向の眺め。ずっと向こうには南郷まで望めそうだ。

航海の安全をお守りする「御崎神社」

海の絶景を堪能した後、帰りの道すがらに「御崎神社」の標識が目に入ったので、寄ってみた。

この鳥居から下って行く。

 

しっかりと整備されていて、とても歩きやすい。

 

5分ほど下って、ここかな…….?

と思ったら、向こう側の崖に食い込むように立つ赤い社が……。

 

この赤い社が「御崎神社」の様だ。向かおうとしたが、通行禁止になっていた。先ほどの社から参拝するのだろう。

御崎神社」の創立は和銅元年(708年)。なんと1312年も前だ。海上安全、航海安全、縁結びにご利益があるらしい。あたり一帯は亜熱帯樹林「ソテツ自生地」としても有名。国の特別天然記念物とのことだ。

 

散策した後は、都井岬観光交流館「PAKALAPAKA」で休憩

帰り道に新しい建物を見つけたので、休憩所かなと思い、寄ってみた。

屋内型の休憩スペースで、「PAKALAPAKA」と呼ばれる施設だ。2020年4月1日にオープンしたらしい。

施設の周りには「御崎馬」が…..。人なれしているのか、スマホを向けても全く意に介さない様子だった。

 

内部はとてもゆったりとしており、おしゃれな空間が広がっている。

バリアフリーのお手洗いや授乳室も完備しており、軽食コーナーではパカラパカ特製フードやドリンク、地場産品の販売も用意されている。

 

メニューはこんな感じだ。

 

都井岬の大パノラマを楽しみつつ、アイスクリームをいただいた(385円)。

おわりに

前にも述べた様に、「日南海岸ロードパーク」の一部(市木~都井間)は通行止めになっている(2020年11月14日現在)。

このため、都井岬への道のりは、いつもよりも少し遠いし、行程で海の景色を楽しむことも出来ない。

……なので、今回も、途中で「飫肥城」や「猪八重渓谷」あたりに変更しようかな~、と迷ったのだが、いざ到着してみると….

 

ワー、来てよかった~!!

 

到着してしまえば、何もかも吹っ飛んでしまう

都井岬」は、その様な魅力を持った、日本でも希少な観光地の一つと思う。

 

 

 

 

 

おわり

 

 

 

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