ロードバイク盗難防止用に「防犯ブザー」はオススメ!!|65歳でロード乗りにチャレンジ!!(その12)

サイクリング

ロードバイクを購入してから約7か月が経過し、毎週の様にあちこち楽しく駆け回っている。

ただ、購入当初からこの楽しさに水をさすこと(気になってしょうがないこと)があった。

 

それは「盗難」の恐れである。

 

ママチャリの場合は、通常、カギさえかけていれば「盗難」が気になることはないのだが、ロードバイクはそうは行かない。軽いのに高価なこともあり、アイキャッチ画像の様な事態が容易に想像できるからだ。

ボクの場合、愛車から目を離すのが怖くて、ごく最近まで、サイクリングの途中カフェやコンビニ等に寄ったことはないし、それどころかトイレ休憩時でさえも、入口付近の目の届くところに置いて用を足す始末であった。

 

はて、何か良い方法はないか?

 

あれこれ検索していたら、「防犯ブザー」が効果的との情報がいくつかあり、「これだ!!」…と大喜び\(^o^)/!!

…と言うことで、早速購入したので、その特徴や使用感などを中心に解説してみたい。

 

盗難防止法のあれこれ

まず、軽く一般的な盗難防止法を解説しておきたい。

自宅では?

「自宅内保管」は、そこそこのお値段のロードバイクを所有してる人なら当たり前かもしれない。これには、車体を傷ませない等メンテナンス等の理由が挙げられるが、当然に防犯効果も最大限に発揮される。

ちなみに、ボクはリビングに置いているが、今ではすっかりインテリアの一部として溶け込んでいる(眺めながらのビールが美味しい)。

外では?

カギをかける

これは当たり前だが、効果的なかけ方は以下が良く知られている。

  • カギは2個使う(U字ロック、チェーンロックなど異なる種類の鍵の組み合わせが効果的)。
  • 頑丈なフェンスなどの固定物にくくりつける(これを「地球ロック」と言うらしい)。

停める場所にも注意

これも当たり前だが、自分は以下の点に注意している。

  • 出来るだけ、ロードバイク視界に入るところに停める。
  • 人通りの多い場所(繁華街など)での駐輪は避ける(これは盲点かもしれないが、他人に関心が行き届かなくなるためだ)。
  • 出来るだけ、路上や駐輪場に停めるのは避ける(泥棒から見れば、駐輪場は品定めができる格好の場所らしい)。

 

以上挙げてみたが、自宅外では、どうあがいても「取られるときは取られる」だろう。泥棒の技術は半端ないらしいのだ。

防犯ブザーはどう?

そんな中、冒頭でも述べた「防犯ブザー」の存在を知り、調べる中で効果が絶大なことを知った。

早速購入して現在使っているが、感想に入る前に「防犯ブザー」の特徴について概説しておこう。なお、種類については、「痛勤エスケイプ」さんのHPで詳しく解説されているので、そちらを参照して欲しい。

良いところ

あくまでも、上に挙げたうちの「施錠」を満足することが前提だが、プラスアルファとしての防犯ブザーの効果は「絶大」との声が多い。

その最大の理由は、泥棒やいたずらをしようとロードバイクを揺り動かした瞬間に、「けたたましい音が鳴り響く」ことである。

想像してみて欲しい。衆人環視のなか、たたましい音の中で作業を続けることが出来る(勇気のある?)泥棒は殆どいないだろう(持ち主がスイッチを切らない限り鳴りやまない)。

これだと、上で述べた〝停めない方が良い”とした路上や人通りの多い場所は、むしろ効果的な駐輪場所になるはずだ。

気を付けたいところ

以下、気を付けたいところを列記する[私が購入した「単体タイプ」(※次項で詳しく説明)をベースに]。

  1. 本体(写真左)の取り付け位置は、サドルやステム下などの目立たないところにしたい(消音技術が無いとも限らないし、油断させた方が効果的)。
  2. ただし、サドルバッグの中はお勧め出来ない(不安定だし、音がこもってしまう)。
  3. リモコン(写真右)の誤操作に注意(ポケットに入れていたら身体の動きでスイッチが作動してしまう)。
  4. リモコンを持ち運ぶ際は、絶対に無くさないこと(あなたが泥棒になります)。
  5. 駐輪する際は、車体の安定が確保される場所を選ぶ(風などに反応すると慌てることになる)。

どんなものなの?

ボクが買ったのは、「単体タイプ」(防犯ブザーセキュリティアラーム)だ。…なので、ここではこの製品をメインに解説する。

沢山ある中、そこそこの評価で価格も手ごろなので(購入時点で1,880円)、これを選んだ。類似品も多いので、ご自身で良さげに感じたものを選んでいただけたらと思う。

構成は?

左から本体、リモコン、取付用ドライバー、ストラップ、ピック、両面テープ。

これら以外に取説もあるが、英語のみの記載だ(字も小さいし、読むのがめんどくさい)。たいていの方は説明書なしでもなんとか設定は可能と思う(ボクも殆ど読んでいない)。

特徴は?

  • 113dB超音量振動アラーム:これはかなりの大音量である。何度かテストしたが、全然慣れない(とても心臓に悪い)。
  • 設置が簡単:小さくて配線の手間もかからない。両面テープやストラップによる取り付けなので非常に簡単。
  • 7段階振動感度:各感度は「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の7音で確認できる。工場出荷時の初期設定は最高感度(ドの音)だ。

取り付けは?(ストラップの場合)

  1. 場所を決めるサドル下、トップチューブの下、ステムの下などが候補だろう)。
  2. ストラップをアラーム上部の穴に(左右に)通す。
  3. 設置位置に結びつけるボクは下の写真の様に〝ステムの下”を選んだ)。
  4. リモコンを使って作動確認と調整を行う。

 

使ってみた感想など

取り付け後、早速数十キロ走行し、途中買い物に立ち寄ったりした。

一番の感想は、やはり「安心感」が全然違う点だ。

以下、具体的に書いてみる。

駐輪して施錠(地球ロック)、その後スイッチON(下の写真の丸いボタン)。するとかん高い音が1回(施錠音?)。周囲の人がビックリしそうな音だ。これは、持ち主によっては「恥ずかしい」と感じるかも知れないが、ボクは「警告音」としてかなり有効と感じた(人手が多いところでは何人かが振り返った)。

実際動かしてみると、軽く動かしただけで1回の警告音に続き、「けたたましい音」が鳴り響く。コレが本当にスゴイ音で、泥棒も一目散に退散しそうだ(音量調整は可能だが、ボクはデフォルトのまま変えていない)。

以上により、短時間であれば施錠しなくても良いかも?(…これは自己責任で)。

ただし、注意点もある。

上のお話の続きになるが、ボク自身、分かっていても「けたたましい音」は心臓に悪い。止める場合は、上の写真の上から2番目(解錠)ボタンを押すのだが、テストする場合、どこか人のいないところでやった方が良いだろう(家でやったら👹に怒られた)。

気になったのは、前にも述べた「駐輪の仕方」である。しかっり安定させないと、風などで揺れただけで「けたたましい音」が鳴り響く。特にロードバイクが視界から離れる場合、結構気になったしまう(盗難よりも風などで動かないか心配)。リモコンから10~20m程度の距離なら解錠が可能な様だが、それより離れる場合は近づかないと解錠できないので、注意が必要だ(今のところ、サイクルラックに乗せたままONする勇気はない)。

…これは慣れるしかないのかも?

おわりに

今回は、ロードバイク乗りを一層楽しくするためのグッズとして「防犯ブザー」の特徴や使用感などを中心に解説してみた。

今回紹介した以外にも、アラームロックタイプ(鍵そのものに防犯用センサーが内蔵されている)やテールライトと一体型の「防犯ブザー」など色々なタイプがある様なので、お好みと予算に応じてご検討されてはいかがだろうか?

 

 

…ということで、今回の投稿が少しでもロード乗り仲間のお役に立てれば嬉しい。

 

おわり。

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